現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 自動ブレーキ標準設定!! 6MTも!! ターボも!! ホンダの商用軽バン「N-VAN」の概要が判明

ここから本文です

自動ブレーキ標準設定!! 6MTも!! ターボも!! ホンダの商用軽バン「N-VAN」の概要が判明

掲載 更新
自動ブレーキ標準設定!! 6MTも!! ターボも!! ホンダの商用軽バン「N-VAN」の概要が判明

 かねてからベストカーでもお伝えしてきたように、ホンダがN-BOXをベースにした商用バンの公式写真を公表した。その名も「N-VAN(エヌ・バン)」。価格や詳細情報はまだですが、最新情報をお届けしたい。

 既報のとおり助手席側ピラーレスで、ハイルーフモデルとロールーフモデルをラインアップ。ターボエンジンも採用し、NAエンジンとの組み合わせになるが6MTもラインアップする。

そろそろ次の提案を!! ヴィッツ、現行型発売7年半で一部改良

 商用車としてだけではなく、趣味のクルマとしても楽しそうなN-VANの概要を速報でお届けしよう。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ

■全車ホンダセンシング装備+助手席側ピラーレス構造

 なんだか久々にワクワクするクルマを見てしまった気がする。軽自動車の商用バンといえばなんだか武骨で「使い倒す」が正義みたいなところがあった。

 けれど今回発表になったN-VANは全車が軽貨物登録とはいえ、ちょっとこだわりのある自営業オーナーや、趣味で遊びグルマとして使いたい層にも需要がありそうなグレードもある。

 また大きなトピックとしてはすべてのグレードに衝突軽減ブレーキ、アダプティブ・クルーズ・コントロール(CVTのみ)などの安全装備を含む「ホンダセンシング」が全グレードに搭載される。

 軽自動車、しかも商用車ではなかなか装備が進まない分野だけに、これは非常に大きな一歩だろう。

 また特筆すべきはそのピラーレス構造。助手席側のピラーをビルトインピラー(ドア内部に構造体を埋め込み強度を確保)にしており、ピラーがなく荷物の積み卸しが非常にスムーズに行える。

ピラーレス構造は荷物の積みおろしも非常に便利

 なぜ軽自動車の商用バンにこれがなかったのか!!! と思ってしまった。それくらい便利そう。ホンダのことだからきっと安全性も従来型と同様に確保できているだろう。

■商用グレードのみならず、遊びにも使える!!

【商用グレード G/L】全車ハイルーフ+NAエンジン(FF/4WD、6MT/CVT選択可能)

 GとLは宅配業者や工事業者など、毎日の業務で使用する顧客がターゲットのようだ。ボディ塗色もタフホワイトとルナシルバーメタリックの2色のみ。

 FF/4WDが選択可能で、それぞれ6MT/CVTが選択できる。Gがベースグレード、Lが上級グレードという棲み分けだ。

商用グレードは装備の割り切りでコストを下げるのが通常だが、N-VANは全グレードでホンダセンシングを装備している

 最大積載量は350kg、段ボール71個、ビールケース40個とのこと。これはライバルのスズキ・エブリイとほぼ同等のようだ(N-VANのほうが段ボールだけ2個多く積める)。

 GとLの差としてはLだとドアミラーがカラードの電動格納式、さらにナビ装着パッケージがオプションで選択可能になる。

【一般向けグレード +STYLE FUN/+STYLE FUN・ターボ】全車ハイルーフ+NA(FUN)/ターボ(FUN・ターボ)(FF/4WD、6MT/CVT選択可能)

 「+STYLE FUN(NAエンジン)」と「+STYLE FUN・ターボ(ターボエンジン)」はどうやら個人事業主など個性を出したい法人、もしくは趣味で軽バンを使いたい層を狙っているようだ。

 こちらはNAエンジンとターボを選べるが、残念ながら6MTはNAエンジンのみとの組み合わせ。ターボは全車CVTとなる。

G/Lと異なりライトデザインも愛らしい感じ。こちらはLEDライトになる。ホイールキャップもかわいい印象だ

 G/Lとの差異はライトがLEDヘッドライトになること、スマートキーに対応することなど、より便利な存在になっている。カラーは専用色「プレミアムイエローパール」などを含む7色展開。

 趣味にもいいかもしれない!?

【ロールーフモデル +STYLE COOL/+STYLE COOL・ターボ】全車ロールーフ+NA(COOL)/ターボ(COOL・ターボ)(FF/4WD、6MT/CVT選択可能)

 こちらのモデルはすべてロールーフというのが特徴だ。その他のエンジンとトランスミッションの構成などは「FUN」と同じ。

 ただルーフの高さ以外にも、なぜかこちらのヘッドライトはLEDライトではなく、G/Lと共通のハロゲンライトとなる。

ロールーフのCOOL。ライトはハロゲンとなる。こう見るとやはり外観はN-BOXに近い?

 カラーは専用色「プレミアムベルベットパープル・パール」を含むこちらも7色展開。クールなカラーリングでN-BOXにより近いグレードになりそうだ。

【まとめ】

 現段階では価格や、詳細な発表時期は公開されなかった(発売は2018年夏とは公開済み)。今後の続報に期待したい。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

136.5201.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.9409.0万円

中古車を検索
N-VANの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

136.5201.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

32.9409.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村