かねてからベストカーでもお伝えしてきたように、ホンダがN-BOXをベースにした商用バンの公式写真を公表した。その名も「N-VAN(エヌ・バン)」。価格や詳細情報はまだですが、最新情報をお届けしたい。
既報のとおり助手席側ピラーレスで、ハイルーフモデルとロールーフモデルをラインアップ。ターボエンジンも採用し、NAエンジンとの組み合わせになるが6MTもラインアップする。
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商用車としてだけではなく、趣味のクルマとしても楽しそうなN-VANの概要を速報でお届けしよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ホンダ
■全車ホンダセンシング装備+助手席側ピラーレス構造
なんだか久々にワクワクするクルマを見てしまった気がする。軽自動車の商用バンといえばなんだか武骨で「使い倒す」が正義みたいなところがあった。
けれど今回発表になったN-VANは全車が軽貨物登録とはいえ、ちょっとこだわりのある自営業オーナーや、趣味で遊びグルマとして使いたい層にも需要がありそうなグレードもある。
また大きなトピックとしてはすべてのグレードに衝突軽減ブレーキ、アダプティブ・クルーズ・コントロール(CVTのみ)などの安全装備を含む「ホンダセンシング」が全グレードに搭載される。
軽自動車、しかも商用車ではなかなか装備が進まない分野だけに、これは非常に大きな一歩だろう。
また特筆すべきはそのピラーレス構造。助手席側のピラーをビルトインピラー(ドア内部に構造体を埋め込み強度を確保)にしており、ピラーがなく荷物の積み卸しが非常にスムーズに行える。
ピラーレス構造は荷物の積みおろしも非常に便利
なぜ軽自動車の商用バンにこれがなかったのか!!! と思ってしまった。それくらい便利そう。ホンダのことだからきっと安全性も従来型と同様に確保できているだろう。
■商用グレードのみならず、遊びにも使える!!
【商用グレード G/L】全車ハイルーフ+NAエンジン(FF/4WD、6MT/CVT選択可能)
GとLは宅配業者や工事業者など、毎日の業務で使用する顧客がターゲットのようだ。ボディ塗色もタフホワイトとルナシルバーメタリックの2色のみ。
FF/4WDが選択可能で、それぞれ6MT/CVTが選択できる。Gがベースグレード、Lが上級グレードという棲み分けだ。
商用グレードは装備の割り切りでコストを下げるのが通常だが、N-VANは全グレードでホンダセンシングを装備している
最大積載量は350kg、段ボール71個、ビールケース40個とのこと。これはライバルのスズキ・エブリイとほぼ同等のようだ(N-VANのほうが段ボールだけ2個多く積める)。
GとLの差としてはLだとドアミラーがカラードの電動格納式、さらにナビ装着パッケージがオプションで選択可能になる。
【一般向けグレード +STYLE FUN/+STYLE FUN・ターボ】全車ハイルーフ+NA(FUN)/ターボ(FUN・ターボ)(FF/4WD、6MT/CVT選択可能)
「+STYLE FUN(NAエンジン)」と「+STYLE FUN・ターボ(ターボエンジン)」はどうやら個人事業主など個性を出したい法人、もしくは趣味で軽バンを使いたい層を狙っているようだ。
こちらはNAエンジンとターボを選べるが、残念ながら6MTはNAエンジンのみとの組み合わせ。ターボは全車CVTとなる。
G/Lと異なりライトデザインも愛らしい感じ。こちらはLEDライトになる。ホイールキャップもかわいい印象だ
G/Lとの差異はライトがLEDヘッドライトになること、スマートキーに対応することなど、より便利な存在になっている。カラーは専用色「プレミアムイエローパール」などを含む7色展開。
趣味にもいいかもしれない!?
【ロールーフモデル +STYLE COOL/+STYLE COOL・ターボ】全車ロールーフ+NA(COOL)/ターボ(COOL・ターボ)(FF/4WD、6MT/CVT選択可能)
こちらのモデルはすべてロールーフというのが特徴だ。その他のエンジンとトランスミッションの構成などは「FUN」と同じ。
ただルーフの高さ以外にも、なぜかこちらのヘッドライトはLEDライトではなく、G/Lと共通のハロゲンライトとなる。
ロールーフのCOOL。ライトはハロゲンとなる。こう見るとやはり外観はN-BOXに近い?
カラーは専用色「プレミアムベルベットパープル・パール」を含むこちらも7色展開。クールなカラーリングでN-BOXにより近いグレードになりそうだ。
【まとめ】
現段階では価格や、詳細な発表時期は公開されなかった(発売は2018年夏とは公開済み)。今後の続報に期待したい。
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