現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > 日本勢のクラス優勝なるか? 2018年のニュル24時間には150台がエントリー

ここから本文です

日本勢のクラス優勝なるか? 2018年のニュル24時間には150台がエントリー

掲載 更新
日本勢のクラス優勝なるか? 2018年のニュル24時間には150台がエントリー

 5月12~13日にドイツ・ニュルブルクリンクにて決勝レースが開催される『第46回ADACチューリッヒ24時間レース』(ニュル24時間)のエントリーリストがこのほど発表された。エントリー台数は昨年の161台から11台減り、全22クラスで計150台となっている。

 総合優勝を争うSP9(FIA-GT3)クラスには前年とほぼ同数の29台がエントリー。内訳はポルシェ911 GT3 Rが8台、アウディR8 LMSとメルセデスAMG GT3が各7台、BMW M6 GT3が5台、ランボルギーニ・ウラカンGT3とフェラーリ488 GT3が各1台。

ニュル24時間:スバル、“想定外”のアクシデントが頻発し予選レースはリタイア

 昨年まで参戦していたベントレー・コンチネンタルGT3やニッサンGT-RニスモGT3、レクサスRC F GT3、そして2018年にデリバリーが開始されたホンダNSX-GT3の名前は残念ながらなし。

 そして、このSP9クラスに割って入りそうなのが、旧型モデルSP9-LGクラスの2台(アストンマーチン・ヴァンテージGT3、BMW Z4 GT3)、SP-Xクラスの2台(ルノーR.S.01、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスSCG003c)とSP-PROクラスの1台(レクサスLC)あたりだろうか。

 いずれにしてもワークスドライバーを投入するドイツの4メーカー、なかでもアウディとメルセデスが優勝争いの軸になりそうだ。これまで開催されたVLN(ニュル耐久シリーズ)1と2、そして先日の予選レースの結果によりトップ30予選に出走する30台のうち15台は決定。残り15台の座をかけて予選からヒートアップするに違いない。

 日本勢はGAZOO Racingの56号車レクサスLC(土屋武士/松井孝充/中山雄一/蒲生尚弥)とSTIの90号車スバルWRX STI(カルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人)の2台。レクサスLCのSP-PROクラスはこの1台のみエントリーとなっているほか、WRX STIが戦うSP3Tクラスも今年は参加台数が大幅に減って4台のみとなり、例年のライバルであるLMSエンジニアリングのエントリーもない。したがってどちらもノートラブルで走りきれば、クラス優勝を手にすることは充分に可能だ。

 そのほか、岐阜県に本拠を置くレクサス“F”モデル専門チューナー『NOVEL』のNovel Racingからは、佐々木孝太/吉本大樹/ドミニク・ファーンバッハー/マリオ・ファーンバッハー(42号車レクサスRC F)、東徹次郎/小山佳延/松井猛敏/佐々木孝太(43号車レクサスIS F CCS-R)がSP8クラスに、梅本淳一と奥村浩一(125号車ルノー・クリオカップ)がSP3クラスに参戦。また関豊(156号車BMW 325i)らの名前もある。

 なお1999年から連続参戦している日本の”ニュルマイスター”こと木下隆之の名前はリストになし。今年のニュル24時間はタイ・ブリーラムで開催されるブランパンGTシリーズ・アジア第2戦と日程が重なっており、木下は同シリーズにBMW Team Studieからシリーズエントリーしていることから、そちらに参戦する可能性が高そうだ。

 ニュル24時間の週末に併催されるのはWTCCから生まれ変わったFIA WTCRワールド・ツーリングカー・カップとアウディR8 LMSカップ、24hクラシックの3シリーズ。レースウィークの主な日程は以下のとおりだ(日本との時差は7時間)。

●5月10日(木)
13:20-15:00 フリー走行
20:30-23:30 予選1回目

●5月11日(金)
14:55-16:45 予選2回目
19:00-19:40 トップ30予選

●5月12日(土)
9:10-10:10 ウォームアップ
15:30 決勝スタート

●5月13日(日)
15:30 決勝ゴール

こんな記事も読まれています

KTM、自主管理による破産手続きを開始へ…90日以内の完了めざす
KTM、自主管理による破産手続きを開始へ…90日以内の完了めざす
レスポンス
インディアンの新型「クルーザー」登場! 「伝説のエンジン」を搭載!? 「極太トルク」で“グングン”走る! 「最新技術」搭載の古き佳きアメリカンバイクとは
インディアンの新型「クルーザー」登場! 「伝説のエンジン」を搭載!? 「極太トルク」で“グングン”走る! 「最新技術」搭載の古き佳きアメリカンバイクとは
くるまのニュース
ディズニーデザインの限定キャンピングカー第4弾は「ライオンキング」! 発売は1月31日
ディズニーデザインの限定キャンピングカー第4弾は「ライオンキング」! 発売は1月31日
レスポンス
レクサス新型「スポーティSUV」に大反響!「デザイン凄いな」「“100万円以上”値下げはオトク」「運転面白い」の声! メーカー初の“画期的システム”専用車の「RZ」25年モデル米国で登場!
レクサス新型「スポーティSUV」に大反響!「デザイン凄いな」「“100万円以上”値下げはオトク」「運転面白い」の声! メーカー初の“画期的システム”専用車の「RZ」25年モデル米国で登場!
くるまのニュース
若手育成向けレーサーマシンも続々登場! 日本とヨーロッパの若手育成環境の違いとは レーシングライダー大久保光のEICMAレポート
若手育成向けレーサーマシンも続々登場! 日本とヨーロッパの若手育成環境の違いとは レーシングライダー大久保光のEICMAレポート
バイクのニュース
「すごい衝突事故…」 常磐道が一時「通行止め」! 「大型トラックが衝突、大破」し上下線ふさぐ 現場は1車線区間 福島~宮城県境は迂回必要に
「すごい衝突事故…」 常磐道が一時「通行止め」! 「大型トラックが衝突、大破」し上下線ふさぐ 現場は1車線区間 福島~宮城県境は迂回必要に
くるまのニュース
ポルシェも認めたネクセンのスポーツSUVタイヤ「N’FERA RU1」にモータージャーナリスト・島下泰久さんが試乗。その実力は?
ポルシェも認めたネクセンのスポーツSUVタイヤ「N’FERA RU1」にモータージャーナリスト・島下泰久さんが試乗。その実力は?
くるくら
国沢親方がメッタ斬り!! 直也さん、ナベさん、サクラが2位は評価が高すぎるのでは!?
国沢親方がメッタ斬り!! 直也さん、ナベさん、サクラが2位は評価が高すぎるのでは!?
ベストカーWeb
F1デビューで環境激変。一躍有名人となったコラピント、SNSから距離を置く「アレは有害だから……」
F1デビューで環境激変。一躍有名人となったコラピント、SNSから距離を置く「アレは有害だから……」
motorsport.com 日本版
6000万円超え! いすゞ新型「超スゴい“精悍”モデル」登場! 70人乗りで画期的な「段差ゼロ」&340馬力の“静音ユニット”搭載! 新型「エルガEV」がラインオフ
6000万円超え! いすゞ新型「超スゴい“精悍”モデル」登場! 70人乗りで画期的な「段差ゼロ」&340馬力の“静音ユニット”搭載! 新型「エルガEV」がラインオフ
くるまのニュース
まさかの復活! JR武蔵野線に沿う深夜急行バス 東武「ミッドナイトアロー」12月の金曜日から
まさかの復活! JR武蔵野線に沿う深夜急行バス 東武「ミッドナイトアロー」12月の金曜日から
乗りものニュース
さすがフランスの燃料メーカー! トタルのバイオ燃料は「ワイン製造の絞りカス」から作られていた
さすがフランスの燃料メーカー! トタルのバイオ燃料は「ワイン製造の絞りカス」から作られていた
WEB CARTOP
“世界最古のバイクメーカー”発「ヴィンテージ感のあるレトロバイク」が2025年モデルへ進化! 最新の「クラシック350」は快適な先進機能が充実
“世界最古のバイクメーカー”発「ヴィンテージ感のあるレトロバイク」が2025年モデルへ進化! 最新の「クラシック350」は快適な先進機能が充実
VAGUE
日産『リーフ』次期型はAWDクロスオーバーに進化! 初のデュアルモーター搭載も
日産『リーフ』次期型はAWDクロスオーバーに進化! 初のデュアルモーター搭載も
レスポンス
セルジオ・ペレス、F1引退後の”インディカー参戦”には興味なし「怪我などせずにキャリアを終えたい」
セルジオ・ペレス、F1引退後の”インディカー参戦”には興味なし「怪我などせずにキャリアを終えたい」
motorsport.com 日本版
高すぎる「クルマの税金」が大変化? 「二重課税」や「ガソリン税」解消なるか! もはや“旧すぎる”「複雑な自動車税制」現状の課題は? 電動化の今こそ「変わるチャンス」か
高すぎる「クルマの税金」が大変化? 「二重課税」や「ガソリン税」解消なるか! もはや“旧すぎる”「複雑な自動車税制」現状の課題は? 電動化の今こそ「変わるチャンス」か
くるまのニュース
全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから反響殺到! 市販化待望の「S-FR」とは
全長4mに「FR」採用! トヨタの「“6速MT”スポーツカー」が凄い! “4人乗り”で実用的な「小型クーペ」にクルマ好きから反響殺到! 市販化待望の「S-FR」とは
くるまのニュース
いよいよ始動 首都高の「老朽海底トンネル」造り替え 使われていない“裏ルート”が本線に生まれかわる!? 都市計画素案が公表
いよいよ始動 首都高の「老朽海底トンネル」造り替え 使われていない“裏ルート”が本線に生まれかわる!? 都市計画素案が公表
乗りものニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村