F1のオーナーであるリバティ・メディアは、より見応えのあるレースを目指して、リバースグリッドで行われる予選レースを2020年に試験導入するべく、各チームと議論を続けている。
ただ、これらの提案はルイス・ハミルトン(メルセデス)やセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)ら現役ドライバーによって「馬鹿げている」「完全に間違ったアプローチだ」と批判された。
■2021年のF1は、”カオス”なレース増加の傾向? 新レギュレーションの目指すモノ
F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、「ドライバーや有識者から様々な意見」があったことについて言及したが、それらが未だ議論されていると語った。
「状況を明確にして誤解を避けるために、議論がなされている。その議論とは、グランプリウィークエンドをより予測しづらいものとするために、予選フォーマットを変更する“実験”を2020年に行うことについてだ」
ブラウンはそう語り、次のように続けた。
「我々が“実験”という単語を強調したのは、それ(予選レース)を将来の方向性を形作る小さなサンプルにすることが目的だからだ」
「現在の予選フォーマットがエキサイティングで見応えがある事は重々承知しているが、週末のハイライトである決勝レースをエキサイティングなものにすることも重要だ」
「何度シミュレーションをしたとしても、実際にトラックを走って得たデータ以上に正確なものはない。そのためF1と各F1チーム、そしてFIAは、来季のいくつかのレースでそのフォーマットを変える可能性について検討している」
「2020年は競技規則、技術規則ともに変わらず安定しているので、このような評価を行うのに最適な時期であると言える」
ブラウンはまた、予選フォーマット変更に懐疑的な人々に対して、F1をよりエキサイティングなものにするための実験を受け入れるよう呼びかけた。
「詳細を詰めている段階なので決定はしていないが、これまで受け取ったフィードバックは、概ねポジティブなものだった」
「懸念する人が出てくることは理解しているが、我々は実験することを恐れてはならない。さもなければ進歩はないからだ」
「我々はただ(フォーマットを)変えることが目的ではなく、このスポーツをより良くしたいんだ。マシンの開発と同じで、何もしないと後退してしまう恐れがあるからだ」
また、FIA会長のジャン・トッドはシンガポールGPで、予選フォーマット変更のための実験を支持することを明らかにした。
「それは議論の一部だ。このスポーツをより良くするため、より魅力的にするために常に新しいアイデアを見つけ出そうとしている」とトッドは語った。
「土曜に(通常とは)異なるスターティンググリッドでレースをすることで、日曜のレースで違った序列を生み出す可能性があるのも事実だ」
「それらはプロセスの一部であり、まだ決定は下されていない。ただ、他にどういったチャンスがあるのか知ることができるのは興味深いことだと思う」
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