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【緑の地獄で記録更新!】ノルトシュライフェ最速の米国車「フォード マスタングGTD」ニュルブルクリンクの最速記録に挑戦&達成!

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【緑の地獄で記録更新!】ノルトシュライフェ最速の米国車「フォード マスタングGTD」ニュルブルクリンクの最速記録に挑戦&達成!

フォード マスタングGTD(Ford Mustang GTD):ノルトシュライフェ最速の米国車。ドイツ人ドライバーのダーク ミュラーがフォード マスタングGTD でノルトシュライフェにおける米国車最速のラップタイムを塗り替えた。その詳細!

フォードが、新型「マスタングGTD」で歴史を刻んだ。このスポーツカーは、伝説のニュルブルクリンク北コース、ノルトシュライフェ(通称: 緑の地獄)を6分57.685秒で周回し、米国の量産車として過去最速の記録を樹立した。これにより、「GTD」は公道走行可能な量産車最速リストで15位にランクインした。

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フォード マスタングGTD: 事前に発表されていた記録破りのドライブこの記録破りのラップは8月に達成されたが、これまで秘密にされていた。ハンドルを握ったのは、ファクトリードライバーのダーク ミュラーで、彼はその経験を活かして、20.832kmのコースの73のコーナーを「GTD」で走り抜けた。「マスタングGTD」は、7分という魔法の数字を破った初の米国車である。

この記録により、「マスタングGTD」は「フェラーリ296 GTB」などの伝説のスポーツカーを凌ぐ性能を証明した。「メルセデスAMG GTブラックシリーズ(6分43秒61/最速量産フロントエンジン車)」や、ニュルブルクリンク記録保持車の「メルセデスAMG ONE(6分29秒09)」にはわずかに及ばなかった。

ダーク ミュラーはフォード マスタングGTDで伝説のノルトシュライフェを6分57秒685で周回した。それでも、フォードのCEOであるジム ファリー氏は、「GTD」はさらに速く走れると確信している。「また戻ってくる」と彼は宣言し、2025年には、さらなる記録更新ラップが設定される予定だ。とりわけ、彼は「ポルシェ911 GT3」に照準を定めている。

なぜ米国のサラブレッドはこれほど速いのだろうか? 「マスタングGTD」は公道走行可能なレーシングカーだからだ。「マスタングGT3」をベースに開発されたこの車は、あらゆる規制要件から解放されている。その結果、826馬力の5.2リッターV8スーパーチャージャーエンジン、ドラッグ低減システム(DRS)付きアクティブエアロダイナミクス、アダプティブサスペンションが搭載された。さらに、カーボンセラミックブレーキとカーボンファイバー製ボディが追加されている。

「ロード トゥ ザ リング」フォードがハンマーラップをマーケティングするのは理にかなっている。フォードのソーシャルメディアチャンネルで視聴できる13分間のドキュメンタリー「ロード トゥ ザ リング」では、GTDの開発と記録ラウンドの準備の様子が紹介されている。セブリングのテストコースから「グリーンヘル(緑の地獄)」での戦いまで。ハイライトのひとつは、ドッティンガーホーエを走るマスタングが時速300kmを超えるスピードに達する場面だ。

「GTD」によって、フォードはマスタングの60年にわたる歴史に新たな1ページを加えた。かつて伝説のポニーカーと呼ばれたマスタングが、今ではサーキットを危険にさらしている。そして、そのメッセージは明確だ。ノルトシュライフェはもはやヨーロッパ人だけのものというわけではないのだ。

Text: Bianca GarloffPhoto: Ford

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みんなのコメント

2件
  • rbx********
    この手のランキングは純ガソリンの量産車に限定してほしいよね、EVとかハイブリッドが1位だとなんか萎えちゃうし。あとラディカルみたいな公道走行不可なやつも除外したほうがいい
  • エガちゃんねらー
    マイナス21秒ロマンが懐かしい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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