オリジナルを21世紀に再解釈したスペシャルな限定モデル
ランボルギーニが、アメリカで開催された「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」にて、カウンタックLPI800-4を発表した。
「なんだこれは」が車名の由来! 伝説だらけのスーパーカー「カウンタック」とは何ものなのか?
カウンタックといえば、その画期的なデザインと革新的なテクノロジーで、ランボルギーニがスーパーカーブランドとしての地位を確固たるものとするきっかけとなったクルマであり、いまだランボルギーニのアイコンのひとつである。
21世紀に復活したカウンタックは、ひと目でオリジナルのカウンタックの真の後継モデルであるということがわかるスタイリングになっている。初代LP500とその市販モデルであるLP400をモチーフにした独特のウェッジシェイプボディには、クアトロバルボーレから受け継いだヘッドライトとグリル、六角形のホイールアーチが配される。また、カウンタック特有のスリット状のエラを持つエアスクープがショルダー部に設けられているだけでなく、サイドビューの特徴でもあったNACAエアインテークが、同様にドアに大胆に切り込まれている。
カウンタックLPI800-4のリヤスタイルには、特徴的なウェッジシェイプにヘキサゴンデザインの3連リヤライトクラスターが配され、その下にはカウンタックの特徴でもあった4本出しのエグゾーストテールパイプが並ぶ。
そして運転席と助手席のアクセスのためのドアには、ランボルギーニのV12モデルの象徴にもなっているシザードアが採用されている。
V12+モーターのハイブリッドを採用した新世代スーパーカー
搭載されるエンジンは780馬力の6.5リッターV12で、これに加えてギアボックスに直接接続された34馬力の48Vモーターが組み合わされるハイブリッドとなっている。このハイブリッドシステムは、ランボルギーニがシアン用に開発したもので、マイルドハイブリッドとしては唯一モーターとホイールを直接つなぎ、V12エンジンの挙動を維持することに成功している。モーターの電源は、同じ重さのリチウムイオンバッテリーに比べて3倍の電力を誇るスーパーキャパシタから供給される。
モノコックシャーシとボディパネルは全てカーボンファイバー製とすることで、乾燥重量1595kg、パワーウェイトレシオは1.95kg/hpを実現。
3Dプリント技術で生産される可動式のエアベントと、ボタンで不透明から透明に変化させられる調光ルーフを装備しており、このクルマが21世紀に復活した未来的なクルマであることを思い出させてくれる。
カウンタックLPI800-4のインテリアは、現代的な中に初代カウンタックのデザインを取り入れたものとなる。特別設計のコンフォートシートとダッシュボードのレザーには、四角形モチーフの幾何学的なステッチが施されている。中央に配置されたカウンタックLPI800-4専用の8.4インチHDMIタッチスクリーンでは、コネクティビティ機能とApple CarPlayを含めたさまざまな操作が行える。
フロント20インチ、リヤ21インチのホイールは、1980年代のテレホンスタイルで製作されており、カーボンセラミックブレーキディスクとピレリPゼロコルサが組み合わされる。
そのパフォーマンスは、0-100km/h加速2.8秒、最高速度は355km/h。
カウンタックLPI800-4の生産台数はわずか112台。これは、初代カウンタックの開発時に使用された車内プロジェクト名「LP112」にちなんだもの。デリバリーは2022年の第一四半期からを予定。価格は200万ユーロ(約2億5700万円)からとされている。
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みんなのコメント
全然良くない。