新型フェラーリ・ローマ・スパイダー日本上陸！──GQ新着カー

優雅なフェラーリのオープンモデルに注目！

クーペのプラス524万円高

5月18日、フェラーリ・ジャパンは、新型「ローマ・スパイダー」の日本仕様を発表した。

新型ローマ・スパイダーは、すでに販売中の4人乗りの2ドアクーペ「ローマ」のオープンバージョンだ。

最大の違いは電動開閉式のソフトトップだ。耐候性の高いファブリックで作られていて、オーナーの好みに応じ、さまざまなカラーが選べる。

開閉に要する時間はわずか13.5秒で、走行中でも60km/hまでなら開閉できる。風の巻き込みを抑える新開発のウインド・ディフェレクターやシートに備え付けられたネックウォーマー機能などによって、季節を問わず快適なオープンドライブを楽しめるよう工夫が施されている。いずれの機能も運転席からワンタッチで操作可能だ。

荷室容量は、ルーフオープン時でも255リッターを確保。折り畳まれたソフトトップの厚みを220mmに抑えたことで、クラストップレベルの容量を実現したという。

搭載するエンジンはクーペとおなじ3855ccV型8気筒ガソリンツインターボで、650ps/5750～7500rpmの最後出力と760Nm/3000～5750rpmの最大トルクを発揮。8速のDCTを介し後輪を駆動する。最高速度は320km/hで、加速タイムは0～100km/hが3.4秒、0～200km/hが9.7秒。足まわりではフロントが245/35 ZR20、リヤが285/35 ZR20のタイヤを履く。

新型ローマ・スパイダーの価格は3280万円。クーペ（2756万円）の524万円高だ。

文と編集・稲垣邦康（GQ）

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決して買えない値段ではないのがフェラーリのいやらしいところ