ライバルはS3サルーン、M240i
メルセデス-AMGが、A35サルーンを発表した。C43の下位に位置するエントリーレベル・セダンとして登場し、今年後半に欧州販売される予定だ。
メルセデスのコンパクトカープラットフォームを採用する第2弾となり、アウディS3サルーン、BMW M240iと市場を争うことが期待される。
フロントエンドの外観は、ハッチバック仕様と共有され、大型エアインテークとフロント・スプリッターが目を引く。リアエンドは、3代目CLSを想わすリフトバック・スタイル。アグレッシブなリアディフューザーと2本のエグゾースト・パイプが特徴だ。
オプションのAMGエアロダイナミクス・パッケージを選ぶと、フロントスプリッター、リアのリップスポイラーが搭載される。
心臓部はA35のハッチバック仕様と同じ2.0ℓ4気筒エンジン。
・最高出力:306ps
・最大トルク:40.8kg-m
・0-100km/h加速:4.8秒
・最高速度:250km/h
0-100km/h加速は、ハッチバック仕様に0.1秒の遅れを取るタイムとなっている。駆動力は、7速デュアルクラッチと4マティックを介して、4輪に伝達。フロントとリアのトルク配分は、100:0から50:50の範囲で走行状況により変化する。
サスペンションは、前がマクファーソン・ストラット、後ろがマルチリンク式。オプションでアダプティブダンパーを設定することもできる。ホイールは18インチだ。
インテリアの画像も届いている。
メルセデス-AMG A35サルーン 内装
インテリのトピックは、MBUXの採用。それを象徴するように、フル・デジタルのインストゥルメント・クラスターとインフォテインメント・スクリーンを一枚物のガラスに組み込んでいる。
メーター部は、モード設定により表示項目や色合いが変わる仕組み。スーパースポーツ・モードではGフォースやテレメトリーといったAMGならではのデータを映し出すことが可能だ。
また、C63で採用されたAMGパフォーマンス・ステアリングホイールをオプションとして用意。
・ドライブモード
・サスペンションセッティング
・トラクションコントロール
の設定を、大型スクリーンに触れることなく手元のショートカットキーで選択することができる。
前席はAMGスポーツシートを採用。後席はヘッドルームがクラス最大級であるとメルセデスは発表している。荷室容量は、ライバル勢に対し有利な戦いを挑むことができる420ℓを確保した。
メルセデス-AMG A35サルーンの具体的な発売日と価格は、まだ明らかになっていない。
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