トランポ業界を賑わしてきた、アジアで先行しているハイエースの新型が、グランエースという形で東京モーターショーにて日本初お披露目されている。はっきり言って、その豪華具合はトランポ仕様に改造する…という範疇を超えているが、いやいや、ちょっと待てよ。超豪華なトランポを想定したら、これはこれで楽しいでしょうよ!(もう、やけです)
これって、超お金持ち使用のトランポ作れるのでは?
初見の感想としては、とにかく幅がデカイことだ。姿形は、トヨタで言うアルファードなどのエグゼクティブミニバンが、そのままお化けのように拡大したようなイメージを受ける。若干、怖さを感じるほどだ。
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[ アルバム : 東京モーターショーで見られる、グランエースのすべて はオリジナルサイトでご覧ください ]
そこで、トヨタ車体が提案する「新しいハイエースの内装」をみてみよう。
こちらが、リゾートツアラーコンセプト。後部は4座で、現代風リムジンの解釈も可能だ。ドバイの王族なら、このくらいは想定内だろう。
で、もっと見ていただきたいのがこちら。ビジネスコンセプト。これは、新ハイエースのフルサイズの寸法をベースとしており、グランビアとは異なるという。
室内にも立たせていただいたのだけど、その大きさは現行の200系ハイエースの幅を遙かに超える巨大な空間だった。縦に4台は余裕にいけるだろう、という感覚だ。ただ、荷室の長さは200系スーパーロングと大差なさそうなイメージである。
運転席は、新ハイエースベースだと言う。後部座席6座で、ビジネスクラスの客を想定している送迎車とのこと。
見ての通りだが、室内高は現行ハイルーフなみ。では、ここから実車グランエースをみていこう。
グランエースは、超高級車
グランエースは、名前を変えているだけあり、いわば商用バンのそれではなく贅を尽くした送迎用ワゴンである。運転席も、超豪華だ。ドバイの王族なら、このくらいの運転席は常識のハズだ。もちろん、自分で運転するものではない。
床面は高め
こちらを見ていただくとわかるように、床面はかなり高めに設計されている。
したがって、ステップボードはこれまでのハイエースに見たことがないほどデカイ。それも、車体の幅が広く余裕のある室内設計だからということができる。
室内幅1,735mm、室内高1,290mm。若干かがまなくてはならない室内高だが、ドバイの王族なら自分でマシンを乗せるようなことはしないはずだ。それよりも、床の高さが生み出す静粛性に注目したい。
ちなみに、この座席たちは…
なんともだらしない姿勢になれる。全部電動だ。どうですか、あなたのトランポにこのリラクゼーション。1台仲間内で仕入れて、4座あるシートを分け合うのもオススメだ。という冗談はともかく、最後列2席を取り払えば、ドバイの王族トランポが完成するというわけである。
もちろん、王族だったらトレーラーひけやとか、どでかいメルセデスかどこかのキャンピングでいけやとか、そういう話は一切うけつけない。
これでもショートなグランエース
※以下、過去記事を再編集しています
オリンピックにあわせて、送迎用のコミューターを導入するというウワサは、以前より多方面から聞こえてきていたが、ようやくソレが目の前に出てきた形だ。全長5370mm、全幅1970mmの巨大なボディは現状のスーパーロング(全長5380mm、全幅1880mm)とほぼ同一のボディになる。
だが、これは先行して新ハイエースが導入されているオーストラリアのスペックで見ると…
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