Team Le Mans、2023年のスーパーGT参戦体制を正式発表。”ロボット”との共闘体制に期待！

　スーパーGTのGT300クラスに参戦するTeam LeMansが、2023年の体制を正式発表した。

　ドライバーラインアップは昨年から引き続き、片山義章とロベルト・メリ・ムンタンを起用。第3ドライバーに神晴也を迎えている。また、チーフエンジニアにマティア・オセラドーレを迎えるなど、エンジニアリング面での新しい挑戦をしていくという。

　使用するマシンはAudi R8 LMS GT3だが、車両名称は『DOBOT Audi R8 LMS』に。協働ロボットメーカーであり、グローバルなテクノロジーのリーディングカンパニーである『DOBOT』がチームをサポートし、AIとテクノロジーをレースに組み込むと共に、興味深い試みをしていくようだ。

　マシンにもDOBOTの協働ロボットが描かれている他、協働ロボットが会場でドライバーを応援し、観客とインタラクションをするために、ロボットコーヒー等のサービスを提供するという。協働ロボット業界でも初めての試みとのこと。会場で面白い体験ができそうだ。

　将来の海外レースへの挑戦を視野に入れ、『挑戦と成長』を掲げ活動していくというTeam LeMansの活躍に注目だ。

■Team LeMans 2023年SUPER GT参戦体制
チーム名： Team LeMans
車両名称： DOBOT Audi R8 LMS
カーナンバー：6
タイヤ： 横浜ゴム株式会社
ドライバー：片山義章／ロベルト・メリ・ムンタン／神晴也
エントラント代表：古場博之
チーム監督：太田雅文
チーフエンジニア：Mattia Oselladore（マティア・オセラドーレ）
クルーチーフ：小倉啓悟
チーフメカニック：片岡惠人
チーム広報兼マネージャー：坂田 健