バイクでの走行は全身に風を受けるため、実際の気温よりも体感温度が低く感じられます。特に冬場に運転すると、冷たい風にさらされるため、手足をはじめ全身が冷え切ってしまいます。日頃、寒い思いを我慢しながらバイクの運転をしている人も多いかもしれません。実際に、バイクの体感温度と気温の差は、どれくらいあるのでしょうか。
冬にバイクに乗る機会が多い人は、体感温度が実際の気温と、どのくらい差があるのかを知る必要があります。なぜなら、その日の体感温度を知ることで、ツーリング時などの装備をどのくらい準備すれば良いのかが分かり、寒い思いを極力しないで済むためです。
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家を出てから、思いのほか寒く「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、走行時の体感温度をしっかり理解しておくことが大切です。
そもそも体感温度とは、人が肌で感じる暑さ寒さの度合いを、数値に表したものになります。この体感温度には、様々な要因があり人によって感じ方が異なります。具体的には、湿度・風速・日射量などの気象条件のほかに、服装・年齢・性別・代謝量・健康状態などの人的な要因が挙げられます。
中でも、湿度と風速は、体感温度に大きく影響しているといわれています。一般的には、湿度が高いと暑く感じ、風が強いと涼しく感じることになるほか、風速1mごとに体感温度が1度下がるともいわれています。
体感温度を測定するには、「ミスナールの計算式(改良版)Tn=37 – (37 – t) / (0.68 – 0.0014h + 1/A) – 0.29t×(1 – h/100) Tn:体感温度、t:気温、h:湿度(%)、v:風速(m/s)、a: = 1.76 + 1.4v0.75」という計算式を使用します。これは、現在の温度・湿度・風速の3つの項目から、体感温度を計算することができるものです。実際の計算式は複雑になっていて分かりにくいですが、気温・湿度・風速を入力するだけで、簡単に算出してくれるサイトも存在するため、確認してみるのも良いかもしれません。
体感温度を算出するには、まず、バイクの走行中に身体に当たる風速を算出する必要があります。風速を求めるには「 時速(キロメートル/時間)÷3.6」という計算式を用います。例えば、時速60kmで走行している場合は、風速が約17m/sという計算となります。
走行中の風速が出たら、先ほどのミスナール計算式に気温・湿度・風速を当てはめていくことで、体感温度が算出されます。例えば、時速60kmでの走行中、「気温7度」「湿度30%」「風速17m/s」での条件下の場合は、体感温度が「約-6.5度」になります。
さらに高速道路での走行を想定した場合は、時速80kmでは「約-7.2度」、時速100kmになると「約-7.8度」まで下がることになります。この結果、実際には気温7℃でも、真冬のバイクでの走行では、氷点下の寒さを感じることになるといえます。
また、ツーリングやキャンプなどで標高の高いところに行く場合は、特に注意が必要です。一般的に山の気温は、標高が100m高くなるにつれて、0.6度ずつ下がるといわれています。
例えば、標高1000mの地点では、平地に比べて-6度も気温が低くなる計算となり、これを先ほどの例で示した「気温7度、湿度30%、時速60km」の条件で走行した場合は、体感温度-6.5度に山の気温-6度を足すことで、体感温度が-12.5度まで下がることになります。
また、山の上では平地に比べ、周囲に風をさえぎるものが少ないため、強風が吹きやすくなっています。標高の高い場所を走行中に強い風を身体に受けることで、さらに体感温度が下がります。山間部にツーリングに行く際は、季節を問わず体感温度が実際の気温よりも10度以上も下がることを認識しておく必要があります。準備の際は、しっかりとした防寒装備を入念に行うことが重要です。
冬にバイクで走行をする際は、ライダー自身に装備する防寒と、バイクに直接装備する防寒の大きく分けて2種類の方法があります。
まずライダー自身に装備する方法には、グローブやネックウォーマー、ウィンタージャケットなどが挙げられます。予算に余裕があれば、電熱グローブや電熱ウェアなどを検討してみるのも良いかもしれません。購入の際は、保温性と防風性を重視して選ぶことが大切です。
また、バイクに装備する防寒には、手や身体に当たる風を軽減することができる、ハンドルカバーやウィンドスクリーンなどが挙げられます。また、グリップヒーターは冷えた指先まで温めることができることから、冬場のバイクの運転にはとても重宝します。
さらに、寒さで身体が冷えると、手がかじかんだり、身体が思うように動かせないなどの症状が起きる場合があります。そのような状態でバイクの運転を続けると、事故などを引き起こす可能性があり非常に危険です。
そのため、冬場のバイクの運転では、防寒対策を万全しておくことで、寒さを防ぐだけでなく、安全に運転することができます。
※ ※ ※
バイクを走行中の体感温度と実際の気温には、大きな差があります。自分の体感温度を知ることで、特に冬場にバイクを運転する際は、気温だけでなく実際の体感温度がどのくらいなのか認識することが大切です。そのため、防寒具をしっかりと装備し、なるべく体感温度を下げないように心掛け、寒い冬を乗り超えていきたいものです。
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みんなのコメント
よくあんな事してたな~
下はブレスサーモインナー、ゴアウィンドストッパー、Gパン、オーバーパンツ
上はクールマックス素材のTシャツ、長袖Tシャツ、フリース、ゴアウィンドストッパー、ウィンタージャケット
で身体はみぞれ舞う日でも大丈夫でした
しかし手の先とつま先はいかんともしがたくグリップヒーターなど対策が必要でした