2022/2023年ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン9の第7戦&第8戦ベルリンE-Prixのレースウイークが明けた4月25日、ドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港跡地に設営された特設サーキットでフォーミュラE・ルーキーテストが開催された。
フォーミュラE参戦経験のない21名のドライバーが参加するなか、アストンマーティンF1のリザーブドライバーを務めるフェリペ・ドルゴヴィッチ(マセラティMSGレーシング)が最速タイムをマークした。
ジャガーパワートレイン勢がベルリン戦を制圧。エバンス、キャシディが優勝を飾る/フォーミュラE
新型車両GEN3で行われた今回のルーキーテストにはドルゴヴィッチのほか、元F1ドライバーのダニール・クビアト(NIO333レーシング・フォーミュラEチーム)、スクーデリア・フェラーリのリザーブドライバーのロバート・シュワルツマン(DSペンスキー)、FIA F2に参戦中のビクトール・マルタンス(ニッサン・フォーミュラEチーム)、ゼイン・マロニー(アバランチ・アンドレッティ・フォーミュラE)、そして日本生まれオーストラリア育ちの17歳、FIA F3参戦中の飛雲・バーター(マセラティMSGレーシング)など、他カテゴリーで活躍する21名が集結。午前と午後の2セッションに参加した。
午前中のセッションでは昨年のDTMドイツ・ツーリングカー選手権王者のシェルドン・ヴァン・デル・リンデ(ジャガーTCSレーシング)が300kWのパワーラップで1分5秒814をマーク。ただ、2022年FIA F2王者のドルゴヴィッチが午後のセッション終盤に1分5秒509のルーキーテスト全体の最速タイムをマークしている。
ドルゴヴィッチのタイムはベルリンE-Prixフリープラクティス1で、マセラティMSGレーシングのレギュラードライバー、マキシミリアン・ギュンターが記録したタイムからわずか0.208秒差というものだった。
ヴァン・デル・リンデは「さまざまなカテゴリーを経験し、何が自分のスタイルに合っているのかを見極めるためにも、新しいことに挑戦することができたこのチャンスにとても感謝している。ここに来ることができてとてもうれしいし、僕にとってフォーミュラカーはあまり馴染みのものではないからね」とコメント。
また、ニッサン・フォーミュラEチームから参加したマルタンスは「パワーには驚かされたし、エンジン音がなくタイヤが滑る音がするのは不思議で、より限界を感じる」とGEN3マシンのフィーリングをコメント。なお、17歳の飛雲・バーターは午前はトップから1.487秒遅れの21番手、午後は0.801秒遅れの15番手でフォーミュラE初走行を終えている。
2022/2023年ABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン9の次戦は、5月6日に第9戦モナコE-Prixが開催される予定だ。
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