■ひとりの方がむしろ快適!? 個性的なクルマたち
2019年も終わりに近づき、2020年の幕開けをいよいよ迎えます。2019年、仕事や家事、学業などに全力疾走してきたという人も、年末は新たな年に向けて少し羽を休めるということが少なくないかもしれません。
不人気にもほどがある!? ビックリするほど売れていない軽自動車5選
しかし年末の休暇を楽しむとき、一緒に過ごす相手がいない、という人もいます。せっかくの休みに、部屋の大掃除から、大晦日に年越しそばをすすり、夜にふたつの時計の針がてっぺんを指すまで、ずっとひとりという人も、ゼロではありません。
そこで、年末をひとりぼっちで迎える人にむけて、憂さ晴らしにひとり気ままなドライブへ行くのに、オススメのクルマを5車種ピックアップして紹介します。
●スバル「R1」
スバル「R1」は2005年1月に発売された3ドアクーペです。R1の大きな特徴のひとつにボディサイズがあります。
軽自動車は、そのほとんどが全長3400mm×全幅1480mmという、軽の規格値いっぱいに設計されています。そんななか、R1は全長3285mmと大きく下回るサイズでパッケージングされました。
縦長のヘッドライト卵型のワンモーションフォルムが特徴的で、基本的には2人乗車に適しているものの、小さいながら後席も用意し、4人乗りとしました。室内も上質で、2トーンカラーシートを装備するなど、高級感が演出されています。
そしてR1は、ドライバーが助手席を倒しやすいよう、運転席側からレバーを操作できる設計としていることも非常に特徴的です。シートバックは中折れ式とし、倒したシート背面はテーブルスペースとして活用できるつくりとなっています。
1名乗車時の利便性に配慮されたR1でしたが、2010年に販売を終了。その後、スバルは2012年には軽自動車自体の生産を終了しています。
●スマート「フォーツー」
スマートは、メルセデス・ベンツが展開する超小型車ブランドです。今回ピックアップした5台のなかでは唯一の輸入車で、2ドア・2人乗りの「フォーツー」と、フォーツーをベースにルーフが開く「カブリオ」、そして4ドア・4人乗りの「フォーフォー」がラインナップされています。
フォーツーの全長はわずか2785mm(ブラバススポーツ)と、非常にコンパクトです。
スマートは、1998年に初代モデルがヨーロッパで登場し、日本には2000年に上陸。登場初期は2人乗りモデルが中心で、のちに4人乗りモデル(フォーフォー)が登場しました。しかし、ブランドを象徴しているモデルは、2人乗りのフォーツーといえます。
なお、現在はルノー「トゥインゴ」と兄弟車になります。
乗車定員は少ないながらも、内外装の品質の高さや高速巡航時の安定感は、メルセデス・ベンツらしいといえるでしょう。
なお、メルセデス・ベンツは、今後スマートを電気自動車の専用ブランドにすることを明言しており、ガソリンモデルは2019年で生産終了となります。
●スズキ「ツイン」
スズキ「ツイン」は、乗車定員が2名となる超小型軽自動車で、軽自動車規格よりも大幅に小さく設計されています。全長はわずか2735mmに設定され、スマートと同じくシティコミューター的な使い方が似合うクルマとなっていました。
丸いヘッドライトが特徴的なボディを持ち、最小回転半径は3.6メートルと取り回しの良さもピカイチです。
さらに、軽自動車の市販モデルとして初のハイブリッド仕様を設定。燃費(10・15モード)は34km/L(ハイブリッドA)を記録するなど、環境性能にも優れています。
軽自動車に求められる狭い道での移動のしやすさや、環境性能の高さなどを突き詰めた先進的なクルマでしたが、販売面では振るわず販売期間は2003年から2005年までと短命でした。
■「年末の買い出しならこれがピッタリ」といえる軽自動車とは?
●ホンダ「N-VAN」
2018年7月に、ホンダは人気の軽自動車「N-BOX」をベースに開発した軽商用車「N-VAN」を発売しました。助手席側の前後ドアにセンターピラーレス構造が採用されるなど、一般的な軽商用車とはひと味違うモデルです。
これにより、ボディ側面から荷物を積載できるようになるという商用車としてのメリットも備わりました。
また、「センタータンクレイアウト」に代表されるホンダの低床化技術により、フラットなフロアを実現。1000ccクラスのオートバイを積載することも可能となっています。
そんなN-VANですが、商用車ということもあり助手席や後席は積載性向上が優先されたつくりとなっていて、シートのクッション性などが犠牲となっています。荷物はたっぷりと載るものの、誰かを連れて長距離を走るのには向いていません。
商用ユースはもちろん、年末の買い出しにももってこいといえるので、ひとりでのドライブに向いたクルマといえるでしょう。
●ダイハツ「コペン」
ダイハツ「コペン」は、初代モデルが2002年に発売されます。電動で開閉するメタルトップを装備し(ディタッチャブルトップ仕様も存在)、パワートレインには660cc直列4気筒ターボエンジンが搭載されました。
初代モデルが2012年まで販売された後、2014年には2代目となる新型コペンが登場します。
エンジンは直列3気筒ターボとなったものの、デザインがグレードごとに複数設けられているほか、クルマの『着せ替え』が可能となるドレスフォーメーションシステムが採用されるなど、クルマとしての魅力は依然として落ちていません。
2019年10月には、TOYOTA GAZOO Racingの知見を活かした「コペン GR SPORT」が、4番目のグレードとして追加設定されています。
ボディ剛性の強化や足まわり、電動パワーステアリングのチューニングなどがおこなわれた特別な1台となっていて、ダイハツのみならずOEM車としてトヨタでも販売されることも特徴です。
冬の澄んだ空気のなか、屋根を開けて走るドライブは、クルマ好きにとって『最高』以外の何ものでもありません。
※ ※ ※
複数の人や荷物を載せて移動できるクルマは、とても便利な「道具」といえます。
しかし、クルマはひとりの時間も楽しく演出してくれる素敵な乗り物です。
好きなBGMをかけて、ひとりでクルマと向き合いドライブを楽しむ時間は、ほかに代えがたいものとなるでしょう。2019年の年末にひとりでも多くの人が、無事故無違反で、楽しい時間を過ごせますように。
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