埼玉トヨペットGreen Brave、2023年もGRスープラを投入。吉田／川合のコンビでGT300参戦

　2月3日、スーパーGT GT300クラスに参戦する埼玉トヨペットGreen Braveは、2023年のモータースポーツ体制を発表した。スーパーGTでは2022年に続きGTA-GT300規定のトヨタGRスープラを投入。ブリヂストンを履き、吉田広樹／川合孝汰のコンビを継続する。

　埼玉トヨペットは『多くの人たちにクルマの楽しさを伝える』、『パドックで一番ファンサービスするチームを目指す』、『サービスエンジニア（店舗メカニック）とともにレースを戦う』という活動方針のもと、2013年1月にGreen Braveを結成。スーパー耐久挑戦をスタートさせると、2017年にスーパーGT参戦を果たした。

　初年度から使ったGT300マザーシャシーのマークXから、2020年にGT300規定のGRスープラにスイッチすると、吉田と川合のコンビが躍動。その年は2勝を飾りチャンピオン争いを展開しランキング2位につけた。2021年こそ8位だったが、2022年は第7戦オートポリスでひさびさの優勝を飾り、最終戦までタイトルを争っている。

　迎える2023年は、継続してGRスープラを使用。カラーリングはGreen Braveのイメージカラーであるグリーンをベースに、ロゴが大胆にあしらわれたものとなった。タイヤはブリヂストン、そしてドライバーふたりも継続と、不変の体制で悲願のチャンピオンを目指していく。また、GRスープラには引き続き埼玉県のマスコット『コバトン』と『さいたまっち』があしらわれ、全国のサーキットで埼玉の魅力をPR。チーム埼玉の⼀員として戦っていく。

　また、店舗メカニックは昨年同様、GR Garage浦和美園所属の1名と前年の参加者2名＋新規参加の2名という布陣で、タイヤ交換や給油などのピット作業や、マシンの整備を担当する。スーパーGT活動を通じて、埼玉トヨペットの技術力が向上していくことになる。

　また埼玉トヨペットGreen Braveでは、スーパー耐久、TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Raceのプロフェッショナルシリーズ、TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cupなど、さまざまなモータースポーツ活動を行っていく。

埼玉トヨペットGreen Brave
2023年スーパーGT参戦体制
マシン：GR Supra GT（GTA GT300）
参戦車両名：埼玉トヨペットGB GR Supra GT
エンジン：トヨタ（5.4リッター・V型気筒）
タイヤ：ブリヂストン
ドライバー：吉田広樹、川合孝汰
チーフエンジニア：近藤收功（モータースポーツ室）
チーフメカニック：関口慎（モータースポーツ室）
メカニック：青木優将（モータースポーツ室）、TBN（店舗メカニック）
チーム代表：青柳浩（モータースポーツ室）