10月12日、ホンダの北米法人は、「アコード」の2021年モデルを発表した。
2017年に登場した10代目のアコードは、日本でも2020年から販売されている。今回発表された新しい2021年モデルは、まず北米市場から販売されるようで日本市場への導入は先になりそうだ。
新型の外装は、フロントグリルやフロントバンパーのデザインが新しい。先進安全装備用のレーダーユニットもより目立たないよう工夫が施された。上級グレードは新しいLEDヘッドライトを装備する。すべてのアルミホイールはデザインを一新した。また、「ソニックグレーパール」の新ボディ色が追加された。
JAMES HALFACRE内装には、8インチのディスプレイオーディオを全車搭載。これまでは「EX」以上に搭載されていたApple CarPlayとAndroid Autoも全車標準化された。
搭載するパワーユニットは、ガソリンが1.5リッターおよび2.0リッターの直列4気筒ターボ。ハイブリッドが2.0リッター直列4気筒ガソリン+2モーターの3種類だ。
JAMES HALFACREガソリンは、アクセル操作の応答性を高めるべく、エンジン制御ソフトウェアがアップデートされた。1.5リッターは、アイドリング・ストップ機構が改良され、ドライバーがブレーキペダルから足を離したあとのエンジン再始動に要する時間が短縮されたという。なお、2.0リッターに設定されていた6MTはカタログ落ちした。
ハイブリッドはエンジンとモーターの制御が見直され、ドライバーのアクセル操作に伴うエンジン回転数の上昇が、より自然になったという。
JAMES HALFACRE先進安全装備パッケージ「ホンダ・センシング」は、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)とLKAS(レーン・キーピング・アシスト・システム)が改良され、追従時のブレーキ制御と操舵支援がよりスムーズになったという。
2021年モデルのアコードの価格は2万5725~3万7655ドル(約270万~396万円)。日本導入時期は未定である。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
これ、あまり知られていないと思うけど。