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BMW M1がインドに上陸。アンディ・ウォーホルが手がけたアートカーで最も有名な作品

M1という技術とアンディ・ウォーホルの芸術が融合

アンディ・ウォーホルが筆をふるったBMW M1は、同社のアートカーとしてあまりにも有名な1台だ。記念碑ともいえるその作品が、2020年1月31日~2月2日にニューデリーで開催されるインド アート フェアに展示される。

BMW M1がインドに上陸。アンディ・ウォーホルが手がけたアートカーで最も有名な作品

アンディ・ウォーホルはおそらくインドでもっとも有名なアメリカ人アーティストだろう。そのウォーホルがM1にアートワークを施したのは1979年のこと。アレキサンダー・カルダー、フランク・ステラ、ロイ・リキテンシュタインに続く第4弾のアートカーだった。

BMWがアートと繋がり合う理由

BMWインド法人のRudratej Singh社長兼CEOは語る。

「BMWは、最高のパフォーマンスをもつクルマを作るだけでなく決して触れることのできないものの存在も深く信じています。とても大切にしているデザインの美学は、我々はもちろん、顧客の皆様の創造性を拡げてくれるのです。BMWを愛してくださる方々は、卓越した性能、安全性、上質さはもちろん、デザインや美しいものを創り上げる感受性を認めてくださっています」

「ゆえに、アートや音楽、デザイン、建築といったことなる文化と関わりをもつことはとても重要です。インド アート フェアはそういう意味で完璧な場所といえます。アンディ・ウォーホルによるアートカーは私にとってもお気に入りの1台です」

最初から最後までウォーホル自身が制作

「このクルマが大好きなんだ。アートワーク以上に素晴らしい」

M1のアートカーを仕上げたのち、アンディ・ウォーホルはそう語っている。アンディは絵筆をひと息にふるい、30分もかけずに作品を完成させてしまったという。

ウォーホル以前のアートカーは、巨匠がスケールモデルのデザインをした後はアシスタントに仕上げを任せていたが、彼はその手段を選ばなかった。最初から完成まですべてを自身の手だけで行なったのだ。

「スピードを鮮やかに描き出そうと思ったんだ。もしもクルマが本当に速く走っていたならば、すべての輪郭や色彩はにじんでぼやけるだろう」

約半世紀にわたるBMWアートカーの歴史

BMWは1975年から名だたる芸術家に自社の車両をキャンバスとして提供し、「アートカー」を作り続けてきた。アメリカの彫刻であるアレクサンダー・カルダーが、フランスの美術競売人でレーサーでもあった友人のエルベ・ポーランのためにBMW 3.0 CSLをペイントしたのが出発点だった。1975年のル・マンに参戦したその車両は、たちまち観衆の人気者になった。

これまでにBMWとアートを繋いできた19人の世界的芸術家は次のとおり。

アレクサンダー・カルダー(1975年、3.0 CSL)、フランク・ステラ(1976年、3.0 CSL)、ロイ・リキテンシュタイン(1977年、320 グループ5)、アンディ・ウォーホル(1979年、M1 グループ4)、エルンスト・フックス(1982年、635CSi)、ロバート・ラウシェンバーグ(1986年、635CSi)、マイケル・ジャガマラ・ネルソン(1989年、M3 グループA)、ケン・ドーン(1989年、M3 グループA)、加山又造(1990年、535i)、セザール・マンリケ(1990年、730i)、A.R. ペンク(1991年、Z1)、エスター・マラング(1991年、525i)、サンドロ・キア(1992年、M3 GTR)、デイヴィッド・ホックニー(1995年、850CSi)、ジェニー・フォルツァー(1999年、V12 LMR)、オラファー・エリアソン(2007年、H2R)、ジェフ・クーンズ(2010年、M3 GT2)、ジョン・バルデッザリ(M6 GT3)、カオ・フェイ(M6 GT3)。

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