Mercedes-AMG GLE 63 4 MATIC+ / GLE 63 S 4 MATIC+
メルセデス AMG GLE 63 4マティック プラス/GLE 63 S 4マティック プラス
メルセデス・ベンツ、中型SUV「GLE」にトップパフォーマーのAMG「63」を追加
GLEクラスのトップエンドモデル
メルセデス・ベンツは、ミドルクラスSUVの「GLE」に高性能AMGモデルの「63」シリーズを追加し、2019年11月20日に米LAショーで初公開した。
メルセデス・ベンツ「GLE」は、Mクラスの名前で1997年にデビュー。2005年に2代目へ、2012年に3代目に進化し、2015年のフェイスリフトで車名を「GLE」に変更しており、2018年のパリ・サロンで登場した現行モデルはMクラスから数えると4代目、GLEとしては2世代目となる。
2019年春ジュネーヴ・ショーでAMGの「53」シリーズを追加したのに続き、今回はトップエンドのハイパフォーマンスモデルとなる「63」シリーズをいよいよ導入した。
V8ツインターボ+EQブーストという強力な布陣
ラインナップするのは、「63」及び出力違いの「63 S」で、いずれも電子制御四輪駆動の4マティック プラスを組み合わせる。エンジンはGLE 63が最高出力571hp/最大トルク750Nm、GLE 63 Sが最高出力612hp/最大トルク850Nmを発生する4.0リッターV型8気筒ツインターボユニットで、同社が“EQブースト”と呼ぶ、スターター兼オルタネーター機能を持つISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)を組み合わせる。
組み合わせるトランスミッションは、AMG スピードシフト TCT(トルク コンバーター トランスミッション)と呼ぶ9速AT。メルセデス・ベンツの9Gトロニックをベースに高性能なAMG向けに最適化したもので、大トルクに対応すると共に素早い変速を実現している。0-100km/h加速はGLE 63が4秒、GLE 63 Sが3.8秒と、ピュアスポーツもかくやというほどの鋭いダッシュを決める。
最高出力22hp/最大トルク250Nmを発生するISGは、エンジンと9速オートマティックトランスミッションの間に収めることでコンパクトに配置。モーターとして瞬時にエンジンの動力補助を行う一方で、減速時のエネルギー回生による発電も行う。高出力のISGをスターターとして用いることでエンジン始動時の振動も軽減し、アイドリングストップからの復帰もさらに素早くなるなど、ストップ&ゴーの多い都心部での快適性もさらにアップしている。
メルセデス AMG GT 4ドアクーペ 63譲りのM177型ユニットは、2基のターボチャージャーをV型シリンダーバンクの内側に設置する“ホット インサイド V”レイアウトを採る。コンパクト化とレスポンスの向上、エアフローの最適化による排ガス低減を図っている。
効率向上のため気筒休止システムも採用。走行モードでコンフォートを選択している時、エンジン回転数が1000~3250rpmの間でパーシャルモードに入ると、2、3、5、8番のシリンダーを停止して燃料消費をできるだけ抑える。
48Vシステムの積極活用
また、アダプティブ ダンピング システム「ADS プラス」を採用したエアサスペンション、AMG ライドコントロール プラスを標準搭載。コンフォートからスポーツ、スポーツ プラスまで、トラクションを最大限確保しながら幅広く減衰力を変化させ、ときにスポーティSUVとして、ときに快適なラグジュアリークロスオーバーとして、いくつものキャラクターを使い分けることができる。
AMGダイナミック セレクトで「スポーツ」もしくは「スポーツ プラス」(63 Sの場合は「レース」も)を選択すると車高を10mmローダウンする。「コンフォート」選択時には120km/hを超えたときに10mm下がり、70km/hまで落ちると元の車高に戻すことで、高速時での空力性能と操縦安定性を向上する。
また、荒れた路面などでは「トレイル」もしくは「サンド」モードを選択することで、最大55mm車高を上げることもできる。この場合、車速が70km/hに達すると自動的に車高が元に戻る仕組みになっている。
48Vシステムを活用するアクティブロールスタビライザーも採用。コーナリング時に姿勢をフラットに保つとともにトラクションを向上するもので、電子制御式とすることで数ミリ秒単位の素早いレスポンスを実現しつつ車重の増加も抑えている。
GLE 63 Sにはレースモードを用意
また、電子制御4輪駆動システムの4マティック プラスを搭載し、常時前後トルク配分を最適な状態に制御するとともに、リヤには電子制御式ディファレンシャルロック機構を採用した。
強大なパワーを受け止め、確実かつ一定の制動力を維持するべくブレーキ性能も強化している。フロントには6ピストンの固定キャリパーと400×38mmベンチレーテッドディスク、リヤにはシングルピストンのフローティングキャリパーと370×32mmディスクを備えた。さらに、オプションでセラミックブレーキを選択することも可能。
走行モードはコンフォート/スポーツ/スポーツ プラス/インディビジュアル/サンド/トレイルの7種類に加えて、GLE 63 Sには「レース」も用意。スロットルレスポンスやシフトタイミング、四輪駆動の制御がもっとも鋭い設定となり、最大級のアジリティを体感することができる。
“スーパースポーツ”なメーター表示も
フロントマスクには縦型フィンを備えた“パナメリカーナ グリル”を採用し、一目でAMGと分かるよう差別化。ボンネットのパワードームとクローム仕上げのフロントスプリッターが迫力を増している。ホイールはGLE 63が20インチ、GLE 63 Sは21インチが標準。オプションとして22インチまでのバリエーションを取り揃えている。
インテリアは最新のメルセデス・ベンツ基準に則り、「ハイ、メルセデス」でお馴染みの自然対話式音声認識機能や、あらゆるスイッチ類を備えたステアリング、タッチパッド式コントローラーを置くセンターコンソールなどお馴染みの光景が広がる。
AMG専用メーターディスプレイのグラフィックパターンには、モダン クラシック/スポーティ/ディスクリート(控えめ)に加えて、スーパースポーツと呼ぶモードも用意。エンジンやトランスミッションの油温やGメーター、ラップタイム、エンジンの出力などを表示することができる。
メルセデス AMGのトビアス・ムアースCEOは説明する。
「20年にわたる歴史をもつ我々のミドルクラスSUVが、新しい未来に向けての一歩を踏み出しました。好評をいただいている4.0リッターV8ツインターボユニットは、EQブーストと48V化でさらに進化を遂げています。我々のドライビングテクノロジーを新しい章へ推し進めていくと共に、他モデルについても電動化とハイブリッド化を進めて参ります」
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