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2024年F1第21戦サンパウロGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

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2024年F1第21戦サンパウロGP決勝トップ10ドライバーコメントまとめ(1)

 2024年F1第21戦サンパウロGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、角田裕毅(RB)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、リアム・ローソン(RB)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)だ。

■ルイス・ハミルトン(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム)
予選=16番手(Q1=16番手1分31秒150:ウエットタイヤ)
決勝=10位(69周/69周)
14番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→インターミディエイト
 僕にとっては本当にタフなレースだった。正直に言って、今年一番の難しい週末のひとつだったかもしれない。週末を通じてクルマはひどくドライブしづらかったし、レース中のどの段階でもしっくり来なかった。

【角田裕毅F1第21戦分析】スプリント後のマシン変更で好転。追い抜きは叶わずも「ウエットタイヤの判断はよかった」

 ただ、ブラジルの素晴らしいファンに会えたから、こんな成績ではあっても、悪くない気分でこの地を離れることができる。早朝から予選セッションが行われるという異例の一日だったのに、彼らは朝の4時から入口で列を作っていた。自分のコース上での成績がどうであろうと、彼らの熱意とポジティブさにはかなわないよ。そして、彼らの前でセナのクルマをドライブしたのは最高に感動的な経験だった。胸の奥にいる5歳の自分とつながるような気がしてね。僕にとってまさに特別な時間であり、こんなコンディションにもかかわらず実現できたことを心から感謝している。

■リアム・ローソン(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
予選=5番手(Q1=14番手1分30秒758:ウエットタイヤ/Q2=4番手1分25秒654:インターミディエイトタイヤ/Q3=5番手1分24秒484:インターミディエイトタイヤ)
決勝=9位(69周/69周)
5番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ウエット→インターミディエイト
 クレイジーなレースで、クレイジーなコンディションだった。チームとしてたくさんのポイントを獲得することができたので、とてもうれしく思う。それこそ僕たちにとって重要なことだからね。

 でも、グリッド位置から考えると、チャンスを逃したように感じる。少し不運だったと思う。序盤、マクラーレンにスピンさせられて、大きくタイムを失った。それでレースが少し乱れた。そこから戦った後、エクストリームウエットタイヤに交換し、さらに時間を失った。

 スティントの最初は特にスピードがあったけれど、終盤には苦戦した。

 アルピーヌはダブル表彰台という素晴らしい結果を出した。彼らはコンストラクターズ選手権で僕たちを5ポイント差でリードしている。逆転可能な差だから、最後のトリプルヘッダーでポイントを獲得することに集中していく。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選=8番手(Q1=9番手1分30秒114:ウエットタイヤ/Q2=3番手1分25秒179:インターミディエイトタイヤ/Q3=8番手1分24秒686:インターミディエイトタイヤ)
決勝=8位(69周/69周)
8番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→インターミディエイト
 難しい午後だったけれど、2台揃ってポイントを獲得し、コンストラクターズ選手権で首位を維持することができた。

 今日はペースが足りず、天候も悪かったので、これ以上できることはなかった。今夜すべてを振り返った後、少しリセットして、次のラスベガスに臨む。残り3戦でやれることはまだたくさんある。

■角田裕毅(ビザ・キャッシュアップRBフォーミュラ1チーム)
予選 3番手(Q1=5番手1分29秒172:ウエットタイヤ/Q2=10番手1分26秒464:インターミディエイトタイヤ/Q3=3番手1分24秒111:インターミディエイトタイヤ)
決勝=7位(69周/69周)
3番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→ウエット→インターミディエイト
 今朝は自己ベストの予選結果を出すことができました。レースを3番手からスタートすることができてとてもうれしかったです。

 全体的にチームは素晴らしい仕事をしてくれました。昨日、スプリントの後にマシンに多くの変更を加え、コンディションが異なっていたので、本当の意味での比較は難しいですが、状況を好転させることができました。

 午後のレースについては、スタートとファーストスティントはうまくいきましたし、自分のドライビングにとても満足しています。でも残念ながらいくつかのことが僕たちの不利に働きました。

 レース中の赤旗が僕たちにとっては悪いタイミングで出され、アルピーヌ2台が大量のポイントを獲得しました。コンストラクターズ選手権における僕たちのポジションにとって、これは痛手になりました。

 記録上のリザルトにおいて報酬が得られず、複雑な気持ちですが、またポイントを獲得することができてうれしいです。

 今週末にはポジティブな要素がたくさんありました。シーズン最後の3回のレースウイークエンドでも、引き続きプッシュしていきます。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
予選=1番手(Q1=15番手1分30秒944:ウエットタイヤ/Q2=1番手1分24秒844:インターミディエイトタイヤ/Q3=1番手1分23秒405:インターミディエイトタイヤ)
決勝=6位(69周/69周)
1番グリッド/タイヤ:インターミディエイト→インターミディエイト→インターミディエイト
 厳しい午後だった。VSC下でのピットストップはとても重要で、タイミングとしては適切だった。その後すぐに赤旗が出たのは不運だっただけなので、自分のピットストップのタイミングについて後悔はない。

 タイヤ交換に関しての赤旗ルールは、自分に有利に働くこともあれば、不利になることもあり、仕方がない。レースではこういうことが起こるものだ。今一番大事なのは、チームとして集中して次のレースに備えることだ。

(ピットストップのタイミングについての考えを聞かれ)誰が何と言おうと、あの時点では、ステイアウトの判断は正しくなかった。赤旗が出ることは予想しようがない。でも実際にはクラッシュがあって、赤旗が出た。人生にはそういうこともある。彼らはギャンブルをして、それがうまくいったんだ。才能ではなくて、単なる運だ。僕たちはついてなかった。それだけのことだよ。

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