スプリント形式での開催となったF1第18戦カタールGP。現地10月6日(金)の夜には予選が行なわれ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得した。
スプリント形式での週末は、金曜日に1時間のフリー走行を実施した後、決勝レース用の予選が実施される。土曜日にはスプリント用の予選“スプリント・シュートアウト”が行なわれ、その後総距離100kmのスプリント、日曜日に決勝レースという運びとなっている。
■角田裕毅、自分の”将来目指す場所”はレッドブルだと明言。アストンマーチン入りは考えず「ホンダは僕の活躍、日本人ドライバーが成功することを望んでくれています」
ただでさえ慌ただしいスプリント形式だが、カタールGPは夜開催。予選も夜に行なわれるため、夕方に行なわれたFP1とはコンディションが変化。各チームが暗中模索といった状況でアタックに挑んだ。
とっぷり日が暮れた現地20時の気温は32度。路面温度は34度と、FP1開始時点から7度下がっていた。
■Q1
18分間のQ1が開始されると、レッドブル勢を先頭にコースイン。コースのコンディションを確かめるかのように、他のドライバーも間隔を空けつつピットアウトしていった。
ここでレッドブルやフェラーリはFP1で使用したソフトタイヤを選択。メルセデス勢はユーズドのミディアムタイヤを履き、バンカータイムを記録した。
今年のF1開催に先立ち、舞台となるルサイル・インターナショナル・サーキットは全面的に路面の再舗装を行なった。さらにFP1ではコース上に大量の砂が舞い込んできていた。そのため、路面は改善していき、走行を重ねるごとにタイムが向上していくという状況。ソフトタイヤでの2回目の計測でもタイムを改善するドライバーが目立った。
路面改善によるタイムの上がり幅は大きく、残り時間が5分を切ったところから2セット目の新品ソフトタイヤを投入するチームも多くいた。
そんな中、ソフトタイヤの新品を1セットのみ使ったフェルスタッペンが1分25秒007でトップへ。2番手にランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)が3番手に続き、このトップ3のままQ1は終了となった。
メルセデスは2台でタイヤ戦略を分け、ジョージ・ラッセルに新品ソフトタイヤを2セット投入した一方でルイス・ハミルトンは1セットの投入にとどまった。ただ、それによりハミルトンは14番手でのQ1通過となった。なおフェルスタッペンとハミルトンの他、フェラーリ勢やセルジオ・ペレス(レッドブル)も、Q1で使ったソフトタイヤの新品は1セットのみだった。
16番手ローガン・サージェント(ウイリアムズ)以下、ランス・ストロール(アストンマーチン)、リアム・ローソン(アルファタウリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)がQ1脱落となった。2台揃ってQ1敗退というチームは、ひとつもなかった。
■Q2
トップ10入りを決める15分間のQ2。1回目の計測ではフェルスタッペンがユーズドタイヤで1分24秒758を記録してトップに立ち、新品タイヤ勢では2番手のジョージ・ラッセル(メルセデス)が最速だった。
フェルスタッペン同様にユーズドタイヤを使用していたマクラーレン勢とフェラーリ勢は、残り7分を切ったところから新品タイヤに切り替え、比較的空いたコースで計測を実施。ピアストリが1分24秒724でフェルスタッペンのタイムを上回ると、さらにノリスがふたりを越えていった。
ガレージに留まっていた他の6台も残り時間が少なくなる中でコースへ入り、最終アタックを実施した。
フェルスタッペンはここで1分24秒483を記録してトップに返り咲いたが、タイミングを遅らせて計測を行なったハミルトンが1分24秒381でさらに上回った。
角田裕毅(アルファタウリ)はバルテリ・ボッタス(アルファロメオ)に対して0.004秒及ばず11番手とQ3進出を逃したが、サインツJr.やトラックリミット違反によってタイム抹消となったセルジオ・ペレス(レッドブル)といった格上ふたりを抑えた。その他、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)とニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がここで脱落となった。
■Q3
迎えたポールポジションが決まる12分間のQ3。ノリスがまず1分24秒088を記録してトップに立つも、ターン5でトラックリミット違反を取られてタイム抹消となったが、フェルスタッペンはそれすらも上回る1分23秒778をマーク。2番手につけたハミルトンに0.527秒の大差をつけた。
残り3分というタイミングで、一度ガレージに戻っていた各車はコースへ入ったが、フェルスタッペンは最終アタックでのミスによりラップを完了することなくピットインを選択した。
ただ、フェルスタッペンが最初に記録した最速タイムを破るドライバーは現れず。フェルスタッペンがF1キャリア30回目のポールポジションが確定させた。
ノリスはフェルスタッペンから0.296秒差の2番手タイムを記録したものの、最終ラップも再びトラックリミット違反となり、タイム抹消。Q3では計測ラップを完了できずノータイムで10番手スタートとなった。
チームメイトのピアストリもノリスと同様にトラックリミット違反を犯して6番手に下がったため、2~3番手にメルセデス勢が並ぶことに。4番手アロンソ以下トップ10は、ルクレール、ピアストリ、ガスリー、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ボッタス、ノリスという並びだった。
なお、Q1でハミルトン、角田、ローソン、ピアストリの4名はレースディレクターによって設定された最大ラップタイムを遵守しなかったとして、セッション後の調査対象となっている。
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