モンツァ・サーキットで行なわれたF1イタリアGPの予選で、アルファタウリの2台は角田裕毅が11番手、リアム・ローソンが12番手に入り、グリッド6列目を確保した。角田はQ3進出のボーダーラインからわずか0.013秒落ちでのQ2敗退となり、ローソンもその角田に0.164秒差と迫った。
左手を負傷したダニエル・リカルドの代役として急遽F1デビューを果たしたローソンにとっては、これが参戦2戦目となる。これまでもドイツのDTMや日本のスーパーフォーミュラなどで、“初乗り”のマシンへの適応力を見せてきたローソンだが、F1でも安定したパフォーマンスを見せている。
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ローソンは今回の予選を振り返り、次のように語った。
「全体的に、セッションを重ねる度に進歩して自信もついてきた」
「限界まで攻められた感じもしたし、タイヤのコンパウンド違いによるグリップの上がり幅について知ることも重要だった。それを変えた時にマシンがどうなるかを理解するには、多少の時間がかかる」
今回のレースウィークでは、“ATA”と呼ばれる通常とは異なるタイヤ割り当てが採用されており、予選Q1ではハードタイヤ、Q2ではミディアムタイヤの使用が義務付けられる。車両パフォーマンス部門のチーフエンジニアであるクラウディオ・バレストリによると、チームはQ3進出を目指して、ハードタイヤとミディアムタイヤのポテンシャルを最大限引き出すことに主眼を置いていたといい、「そのアプローチはうまくいった」と評している。
しかしながらローソン曰く、Q2のアタックではアストンマーチンのフェルナンド・アロンソが目の前でコースを外れたことで、若干その煽りを食ってしまったという。
「2台のマシンが共にQ3まであと少しだったけど、僕たちには間違いなく突破するポテンシャルがあったと思う。でも残念なことに、アロンソが目の前でコースオフして、グラベルが僕のラインに落ちてしまった。いずれにしてもタイトな争いだったはずだ」
今季のアルファタウリは、角田が10位入賞を3回記録するにとどまっている。ただローソンは6列目からスタートするレースに向けてはポジティブだと語った。
「いくつか改善できた点があって満足しているし、もっと行けると思っている。良いポジションからのスタートになるし、2台がお互い近い位置にいるので、チームにポイントを持ち帰ることに関してはポジティブに捉えている」
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