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一番売れてるミドルSUV!! トヨタ新型RAV4購入ガイド 買いに行く前に読むべし!!!

掲載 更新 7
一番売れてるミドルSUV!! トヨタ新型RAV4購入ガイド 買いに行く前に読むべし!!!

 大人気となった初代以降いまいちパッとしないまま日本市場では販売終了となり、2019年4月に5代目(現行型)となって復活、以降いきなりヒットモデルとなったトヨタのRAV4。

 デビュー後1年半を経過しても順調に売れ続けており、2021年1~6月の累計販売台数は28,383台で登録車販売ランキング13位。プリウス(同15位)やキックス(同18位)より売れています。つうかプリウスとキックスはもうちょいがんばってほしい。

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 さておきそんな人気のRAV4だけに、「買いたい」、「どんなもんか見に行きたい」という人も多いはず。販売店へ行く前に、ちょっと調べてお薦めグレードやライバル車種、目標値引き額の目安などがわかっていると、交渉がとってもスムーズになるので、本記事を用意いたしました!

文/諸星陽一
写真/TOYOTA、ベストカー編集部

【画像ギャラリー】トヨタRAV4の魅力を本稿未掲載写真でチェック!!

■RAV4最近の改良点

5代目となったRAV4は2019年4月に発売された。2020年8月には全車にディスプレイオーディオを標準装備する一部改良を実施

ボディサイズは全長4600mm×全幅1855mm×全高1685mm

 初代RAV4が登場したのは1994年のことです。初代RAV4は当時のコロナ(編集部注/トヨタの車種名)などの基本コンポーネンツを用いた、コンパクトなクロスカントリーモデルでした。今でこそ「大きいSUV」として認識されているRAV4ですが、初代モデルは5ナンバーの3ドアモデルからスタートした非常にコンパクトなボディを有していました。

 代を重ねるごとにボディサイズを大型化してきたRAV4ですが、海外では2013年から順次導入が開始された4代目は、日本では未発売。RAV4は一時期トヨタの日本市場ラインアップから消滅していました。

 しかし、アメリカで2018年に発売された5代目RAV4は、2019年から日本での販売が開始され、現在に至っています。2020年6月にはPHVモデルが追加されましたが、今回はガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルに限って扱います。

ドアミラを後方に配置しインパネを低く抑えることですっきりとした前方視界を確保。ワイパーは運転席から見えないように設計されている

 最新の変更は2020年8月に行われた一部改良です。この改良の内容は以下のようになります。

・ディスプレイオーディオの全車標準装備化
・DCM(車載通信機)の全車標準装備化
・インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]の全車標準化
・パノラミックビューモニターを一G・Z パッケージ"、G、ハイブリッドGに標準装備。アドベンチャーにオプション設定

■搭載ユニットとグレード展開

パワーユニットは2L直噴ガソリンエンジンと2.5Lエンジン+モーターのハイブリッド。駆動方式はFF/4WDを選択可能、4WD車はグレードごとに異なる駆動システムを搭載する

 RAV4に用意されるパワーユニットは2.0Lガソリンエンジンと2.5Lエンジン+モーターのハイブリッドの2種となります。

 ガソリンエンジンモデルにはシステムが異なる2種の4WDが用意されます。

 ひとつは前後の駆動を配分するプロペラシャフトにカップリングを配置した「ダイナミックコントロール4WD」と呼ばれるもので、このシステムは従来からよくみられるものです。

 もうひとつの4WDは「ダイナミックトルクベクタリングAWD」と呼ばれるもので、リヤのドライブシャフト左右それぞれにカップリングを配置、それをアクチュエーターによってアクティブに作動させ後輪左右の駆動力配分を調整するものです。

新開発のダイナミックトルクベクタリングAWD(写真左)をガソリン車のG・Zパッケージとアドベンチャーに採用。後輪を左右独立で制御するトルクベクタリング機構により意のままに操れるハンドリング性能を実現する

 ハイブリッドモデルはFFと、リヤにモーターを配したE-Fourと呼ばれる4WDの2種。RAV4のE-Fourは前後トルク配分を100対0から20対80まで変化可能と、かなりリヤよりに駆動力を持っていくことができます。

 パワーユニット、駆動方式、グレードの組み合わせはかなり複雑です。

 まずFF車はどちらのパワーユニットにも1グレードのみ用意され、「X」グレード(ハイブリッドの場合は「ハイブリッドX」)となります。

 2.0ガソリンの4WDはダイナミックコントロール4WDを採用するモデルが「X」と「G」です。ダイナミックトルクベクタリングAWDを採用するモデルは「G・Zパッケージ」と「アドベンチャー」です。2.5ハイブリッドのE-Fourは「ハイブリッドX」と「ハイブリッドG」の2種となります。

■タイプ別装備

予防安全パッケージのトヨタセーフティセンスを全車に標準装備。衝突回避を支援するプリクラッシュセーフティや全車速追従機能付レーダークルーズコントロールも含まれている

 以下の安全装備は全車で標準装備となりますので、購入対象から外れるグレードはないと言えます。

・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)
・レーントレーシングアシスト
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
・先行車発進通告機能
・インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]

 現在のRAV4はかなりプレミアムよりのモデルとなったので、装備は充実したものとなっています。ホイールは全グレードでアルミホイールが標準です。

 とはいえタイプは以下のとおり4種あります。

235/55R19+19×7.5J(切削光輝+ブラック+マットクリア塗装):アドベンチャー専用
235/55R19+19×7.5J(スーパークロームメタリック塗装):G・Zパッケージ専用
225/60R18+19×7.0J(スーパークロームメタリック塗装):Gに標準、Xにオプション(4万4000円)
225/65R17+19×7.0J(シルバーメタリック塗装):Xに標準

 2020年8月の一部改良で標準装備となったディスプレイオーディオは以下の機能をもちます。

・AM/FMチューナー(ワイドFM対応)
・Bluetooth対応(ハンズフリー、オーディオ)
・USB入力(動画、音楽再生、給電)
・SDL、AppleCarPlay、Android Auto対応
・ヘルプネット、eケア、マイカーサーチ対応

 ディスプレイサイズは2種あり、XとハイブリッドXは8インチ、残りは9インチとなります。ディスプレイオーディオはレスオプションも可能で、一般的なナビを希望する人はレスオプションとして注文することになります。

 RAV4にはサンルーフが2種類用意されています。ひとつは一般的なチルト&スライドの電動ムーンルーフ(11万円)、もうひとつがルーフ全体がガラスとなるパノラマムーンルーフ(14万3000円)です。

 いずれもオプションでXとハイブリッドXは一般的なサンルーフ、その他のグレードはパノラマタイプとなります。パノラマ指定車種にチルト&スライドの電動ムーンルーフの装着は不可、その逆も不可です。

■ガソリンとハイブリッドどっちがいい?

ガソリン車のアドベンチャーは押し出し感の強い専用フロントグリル、バンパー、19インチアルミホイールを装備する。駆動方式は4WDのみ、価格は331万円

 ガソリンかハイブリッドかで悩む場合。

 とにかく少しでも力強い走りが欲しいとなったら、ハイブリッドとなるでしょう。しかし、ガソリンモデルで力不足を感じるかと言えば、そんなことはありません。また、ハイブリッドの場合はリヤフロアにバッテリーを積む関係から、リヤシートの着座姿勢に若干きつさを感じます。

 とにかくRAV4に乗りたい……というならガソリンのXで十分だと思います。価格も300万円を大きく切り、274万3000円です。ハイブリッドの場合はこれが334万3000円となります。その差は60万円にもなります。

 パワフルで使いやすくオンロードでも速い、さらにオフロードでも安心というならハイブリッドのE-Four、トルクベクタリングの走りを楽しみたいなら2.0ガソリンのアドベンチャーがいいでしょう。切削光輝+ブラック+マットクリア塗装の19インチホイールなどアドベンチャーの装備は十分に魅力的でG・Zパッケージより低価格です。

 パワートレインはハイブリッドのほうが力強く、いわゆる「一番高いの」は400万円オーバーのハイブリッドGなのですが、RAV4として「一番らしいの」はダイナミックトルクベクタリングAWDを搭載2.0ガソリンのアドベンチャーといっていいでしょう。デビュー当初のアドベンチャーはウレタンステアリングで、それがネックになっていましたが現在はアドベンチャーも革巻きステアリングに変更されています。

RAV4 グレードと価格

■ライバル車と値引き額

競合するCR-V、フォレスター、CX-5をチラつかせつつ30万円程度の値引き額を引き出そう

 ライバルはホンダCR-V、スバルフォレスター、マツダCX-5といったあたりになるでしょう。このうちCR-Vは3列シートモデルがあり、乗車人数が多いSUVが欲しい方は悩ましい車種となります。

 フォレスターは水平対向エンジンならではの魅力、CX-5はディーゼルエンジンといった部分がRAV4にはない魅力です。日産エクストレイルもライバルにあげられる1台ですが、2021年のフルモデルチェンジもウワサされています。 人気モデルではありますが、平均価格でみれば300万円を超える価格設定となっているRAV4だけに、その1割となる30万円程度は期待できるとのこと。

 上記のライバル3台を競合に引き出しながら、各ライバルの魅力の部分で悩んでいることを語りながらの値引き交渉がポイントとなるでしょう。

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みんなのコメント

7件
  • こんな車買うなら迷いなどいらんだろ
    大衆車だし
  • 普通に内装ショボいよね。ありゃダメだわ。特にエアコン、インパネ辺り。値段で頑張っても、流石にあかんレベル。CR-Vも同じやけど、このクラスはショボさ満点。コスパならN-BOXあたりやろか。アメリカの大衆車は、日本人の感性?合わない気がする、値段で割り切るしかないんやろか?せめてエンジンや足回り頑張って欲しかった。2000㏄ターボ、330馬力で500万が理想。こんな車は中途半端の価格設定のスペックで話にならん
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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