10km/kWhの高効率を達成
フォード・マスタング・マッハEが、1回の充電で電気自動車(EV)が走行した最長距離のギネス世界記録を更新した。
【画像】フォードの量産EVがギネス世界記録更新【フォード・マスタング・マッハEを写真で見る】 全22枚
7月27日に行われたチャレンジでは、車両管理プロバイダーのウェブフリート社のサポートを受ける英国のチームが、569マイルと3379フィート(916.74 km)を走行した。
これまでの最長記録は、昨年9月に中国企業Zeekrが中国・杭州で達成した563.971マイル(約907km)だった。
この新記録は、「独立検証されたビデオ映像、走行距離計の測定値、GPS、バッテリー残量データによって綿密に記録された」という。ギネス・ワールド・レコーズは、これを1回の充電によるEVの最長走行記録として認定した。
チャレンジに参加した車両は、効率重視のシングルモーターと91kWhの大容量バッテリーを搭載するマスタング・マッハEの「プレミアム・エクステンデッドレンジ」という仕様である。今回の走行では10km/kWhという高いエネルギー効率を記録し、欧州WLTP複合サイクルによるカタログ値の6.1km/kWhをはるかに上回った。
バッテリー残量表示が0%になっても、さらに34km走行したという。
スポンサーを務めたウェブフリート社は、車両が使用していた18インチホイールが、長時間の記録走行で快適性を高めたことも重要だったと指摘する。このホイールには、ブリヂストンのEV用タイヤが装着されていた。
記録走行は、イングランド東部から中部のノーフォーク、リンカンシャー、ヨークシャー、ノッティンガムシャー、レスターシャー、ケンブリッジシャーの公道で行われた。
ハンドルを握ったのはケビン・ブッカー氏とサム・クラーク氏で、両名はすでに燃費とEV効率走行でさまざまな記録を保持している。最近ではフィアットEスクードで500kmを走行し、電動バンの最長記録を達成した。
ウェブフリート社は、タイヤメーカーのブリヂストンが所有する車両管理システムのプロバイダーである。世界中の6万以上の企業が、運行車両の効率性、安全性、持続可能性を向上させるために利用しているという。
今回の世界記録は市販EV最長走行距離として認められたものだ。プロトタイプを含めると、メルセデス・ベンツのコンセプトカー「EQXX」が2022年にドイツ・シュトゥットガルトから英国シルバーストーンまで1回の充電で1200kmを走破している。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
今は未熟でも10年、100年先に化石燃料のガソリン車より優れていればいいだけ。
1990年代くらいまでは、国産車でも4L、アメ車なんて8Lクラスの大排気量がたくさんあったのを知らないのかな?
それを経ての今のコンパクトエンジンやハイブリッドでしょう?
未来の技術が突然完成するとでも思っているのかな?
文句があるならこの先、EVが進化してガソリン車より優れても乗らなければいい。