パートナー関係だったシトロエンとフィアット
ランチア・ガンマとシトロエンCXを目前にすると、1970年代の自動車はより自由で、デザイナーの個性を存分に発揮できたのだと再確認できる。受け止める方も寛大だった。CX 2000と2200は、1975年の欧州カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
【画像】同じ出発点 異なる到達点 CXとガンマ・ベルリーナ 同時期のランチア シトロエンDSも 全113枚
流麗なデザインで多くの注目を集めたDSの後継に当たり、シトロエンの基準からすれば普通さを強めていた。4ドアサルーンだけでなく、リムジンやステーションワゴンへ派生し、1974年から18年間のモデルライフで100万台以上のCXがラインオフした。
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