■南米を中心に販売される新型1トンピックアップトラック
仏プジョーは2020年11月25日、メキシコ・ロスカボスでプジョー新型「ランドトレック・ピックアップ」を発表した。
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新型ランドトレックは、中南米で発売される1トンピックアップセグメントのモデルだ。
まずは2021年にメキシコ/ウルグアイ/エクアドル/パラグアイ/パナマ/ペルー/ドミニカ共和国/グアテマラ/ハイチ/チリで発売され、その後アルゼンチン/ブラジル/コロンビアの市場で展開される。
世界で販売されている商用車のうち、2台に1台はピックアップトラックだという。最大の販売台数を誇る「フルサイズ」ピックアップセグメントは、ほぼ北米市場だけのものだが、小型ピックアップセグメントはより局地化しているという。
プジョーは、欧州以外の地域でもっともカバー率が高く、中南米の小型商用車市場のほぼ半分を占める1トンピックアップセグメントに新型ランドトレックを投入することにしたという。このセグメントだけでも、2019年の全世界の年間販売台数が250万台を超え、そのうち約41万台が南米で販売されている。
ランドトラックにはシングルキャブ仕様とダブルキャブ仕様のふたつのボディがあり、シングルキャブ仕様は全長5390mm×全幅1963mm×全高1829mm、ホイールベースは3180mm、荷室の長さは2430mmで、ダブルキャブ仕様は全長5330mm×全幅1963mm×全高1829mm、ホイールベースは3180mm、荷室の長さは1630mmとなる。
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プジョーは2020年9月26日に創業210年を迎えた老舗メーカーだが、ピックアップトラックも古い歴史がある。1938年、第2次世界大戦前夜に、プジョー「202」をベースとした商用トラックを開発した。また戦後は「403」「404」に商用トラックバージョンが用意されている。
1979年にはプジョー「504」にピックアップトラックの「504ピックアップ」を設定。これはプジョーブランドで最初に正式にピックアップと名付けられたモデルで、アルゼンチンを中心に37万5000台以上が生産され、全世界で販売された。しかしこの504ピックアップの後継車は登場することなく、1980年代でこのセグメントから撤退している。
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みんなのコメント
このご時世に凄い投資しましたね。
フレームなら上屋だけ作り替えればSUVもできるからバリエーションを増やすのは簡単だけど。
あとシトロエンとフィアットが使えば投資の回収はできそう。