■フランス本国を中心にすでに9000台を受注
仏シトロエンは2021年9月22日、電気自動車(EV)のマイクロモビリティカー「AMI(アミ)」の発売から1年が経ったと発表しました。
アミは2019年3月に開催されたジュネーブモーターショーで「AMI ONE Concept」として登場、2020年2月27日に世界初公開された2シーターのピュアEVモデルです。
全長2410mm×全幅1390mm×全高1520mmという超小型サイズで、車両重量は485kg(バッテリーを含む総重量)。ターニングサークル(最小回転直径)は7.2mと小回り性も良く、狭いパリの路地でも運転しやすいのが特徴です。
これまでアミは、フランス本国をはじめイタリア、スペイン、ベルギー、そして2021年夏からはポルトガルでも販売されています。
発売以来、フランスで約6500台、イタリアで約2000台を含め、およそ9000台を受注しているといいます。さらに現在では「My AMI Cargo(マイ・アミ・カーゴ)」という商用車も用意しています。
好調な販売をもとに、英国にて右ハンドル仕様が登場することが発表されました。2022年には発売される予定ですが、日本での導入はなさそうです。
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アミに搭載されるモーターの最高出力は6kW(約8.2ps)で、リチウムイオンバッテリーは5.5kWh。これにより、最高速度45km/hでの走行と、最大航続可能距離70kmを達成しています。この距離は、都市および都市周辺に住む人の1日の平均移動距離よりもはるかに長い数字だといいます。
アミの最大の特徴は、フランスでは運転免許を必要としない超小型四輪だということです。
アミのような超小型車(50ccエンジンカーに相当する)は、フランスにおいては1987年12月31日までに生まれた人は、運転免許無しでも運転可能で、1988年1月以降に生まれた人は、検定に合格するともらえる交通安全証明書(AMライセンス)を所持することを条件に、こちらも運転免許無しで運転できます。AMライセンスは14歳から取得可能なため、フランスではアミは14歳から運転することが可能となっています。
フランスでの車両価格は、VAT(付加価値税)込みで6000ユーロ(日本円で約73万円)から。購入するだけではなく、カーシェアリングやレンタルなども可能で、48か月の長期レンタルの場合は、初回に2644ユーロ(約33万円)を支払い、月々19.99ユーロ(約2500円)で提供されています。
またカーシェアリングの場合、「Free2Move」に加入することで、1分あたり0.26ユーロ(約32円)で運転可能です。このFree2Moveは、16歳からのカーシェアリングを可能にする唯一のサービスだといいます。
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みんなのコメント
ルノーは1人乗りだからハンドルの方向は関係ないのですが、右ハンドルも追加されるなら日本導入もできないかな。
買えそうな気がする。