この記事をまとめると
■4代目からカローラを乗り継ぐマニアの筆者が内装色について意見を述べている
■現行モデルでは内装色が一部グレードを除いて単色しか選択できない
■先代まで存在したベージュをラインアップしてほしい
少し前までのカローラは内装色が豊富だったが……
筆者は家族所有の4代目を皮切りに、6代目、7代目、9代目、10代目、11代目、12代目カローラを乗り継いでいる。6代目、7代目、11代目、12代目ではマイナーチェンジ前後など複数台数乗り継いでいる。
現行カローラセダンはボディサイズがグローバルモデルより「ナロー(狭い)」なことで後席乗降性及び居住性(ドアがあまり開かない、スペースも狭い)や、トランクスペースが狭い、そして2022年の改良でセダン及びツーリングのガソリン車のリアサスペンションがダブルウイッシュボーンからトーションビームに変更されたこと以外は満足感はかなり高いのだが、内装色がW×B(ホワイトも選択可能)以外はブラックのみとなり、W×Bを除くグレードとはなるものの、内装色の単色設定となるのがカローラシリーズ初となり筆者はこれも残念に思っている。
歴代カローラを調べてみると、初代では内装色がオフブラック、クリーム、ブルー、レッド、グレーが用意されていた。当時アメリカ車では赤い内装色(といってもエンジに近い赤)が流行っており、それが反映されたものと考えている。赤い内装色は2代目でも踏襲されたが、3代目以降はしばらく設定がなかったものの、ハイメカツインカムエンジンを初めて搭載した6代目で復活、7代目でもトープと呼ばれる赤っぽい内装色が用意された。
カローラは歴代モデルを見ると、ブラックの内装色自体設定しないモデルもあった。4代目以降断続的に設定されていたのがベージュ系の明るい内装色。これは4代目あたりから対米戦略モデル的位置づけがより濃くなり、当時のアメリカ人はベージュ系内装色が好きだったことが反映されているようである。アメリカ人がベージュ系内装色を好むのは、自宅居間の雰囲気を車内でも求めていたからといった話も聞いている。アメリカンブランド車も最近すっかり黒系内装色が主流となっているが、2000年に入ってすぐぐらいまではベージュ系など明るい内装色が主流となっていた。
11代目の1.5Gや1.5ラグゼールでは、各ボディカラーで購入者がベージュまたはグレーの内装色を任意に選ぶことができた。たとえば1.5Gのスーパーホワイトでは、ベージュが標準内装色となり、エクストラチャージなくしてグレーの内装色を発注時にオプションとして選ぶこともできた。
筆者は11代目を前後期でそれぞれ1台ずつ乗っていたが、いずれも標準内装色がベージュだったので、そのままベージュを選んでいた。
「11代目を販売していた当時、グレーが標準内装色なので、ベージュをあえて選びたいというお客がいたのに、手違いでグレーの内装色の新車が届いてしまったという話を聞きました。ディーラーオプションのベージュ系フルシートカバーを無料でシートにかぶして納得してもらったということでした」とは事情通。
現行モデルでも、セダンやツーリングでは、W×Bは天井内張りやAピラー部もブラックになるが、それ以外のグレードでは天井部分やAピラー部はグレー系色となっていたりする。
ただし、アメリカで販売されているカローラセダンをみると、黒以外に明るい色調の内装色が2種類用意されている。内装色を複数用意するのがカローラの伝統とまではいうつもりはないが、歴代モデルからみると、現行モデルでW×Bを除くグレードの黒の内装色だけというのはなんとも寂しいかぎりである。追加でお金払ってもいいので、W×Bのホワイト内装ではなく、明るいベージュに近い内装色があってもいいなあと筆者は考えている。
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