恐るべし三浦マジック! “六本木のカローラ”が大変身!
エンジンはE46M3用を搭載する本格チューンド!
「パンデム仕様のBMW E30がカッコよすぎる件!」心臓部はE46M3の直6ユニットが与えられた本気のチューンドだった!
BMWのE30は3シリーズの第2世代として1982年に登場した。2ドアセダン、4ドアセダン、カブリオレ、ステーションワゴンとバリエーションが豊富で、軽量ボディとスポーティなハンドリング、吹け上がりのいいエンジンが魅力で世界的な人気となったモデルだ。日本においても、1980年代後期のバブル景気と相まって売れに売れまくった。当時、E30が「六本木のカローラ」と比喩されたのは有名な話だ。
そんなE30の2ドア後期モデルを題材に、ワイドボディ化という提案をしてきたのがロケットバニー/パンデムを手掛けるTRA京都。同社はこれまでにBMWの3シリーズに対してE36、E46、E92と、後継モデル用のボディキットを展開してきている。それだけにE30用の登場は、まさに満を持して…と言うわけだ。
「旧車のボディキットを作る時は、その時代の流行を採り入れるようにしています」とはTRA京都の三浦さん。それで表現されたのがブリスターフェンダーだ。E30用のリヤは片側80mmワイドとし、もはやコンパクトセダンとは呼べない大迫力のディメンションを構築。そのボリュームとビス留めフェンダーが特有のワイルドさを放つ一方で、気品も感じさせるシンプルさで欧州車との好マッチングを見せる。
なお、E30のワイドボディキットは2018年にデビューしたものだが、今回撮影したのはフロントリップのみデザインが異なる『Ver1.5』仕様。Ver1.0がユーロ調のスマートなデザインであるのに対して、Ver1.5はチンスポイラー形状となり、バンパー前に設置したオイルクーラーと合わせてヤンチャなイメージに仕立てている。
キット構成は、フロントリップ、フロントフェンダー、サイド、リヤフェンダー、ウイングの5点で、ワイド幅はフロントが片側50mm、リヤが片側80mmだ。
デモカーのホイールはロティフォームのメッシュタイプで、フロントが8J、リヤが9J。タイヤはトーヨーR888Rで205/50と225/50だ。また、このデモカーはエアサスを導入して魅せる低さと走れる低さを両立させている。
ベース車両は1990年式となるが、アメリカのチューニングショップ『LTMW』で製作したガチのチューンドだったりする。三浦さんと留学中の息子さんが乗るプライベートマシンの予定だったが、エンジン&ミッションをE46型M3用のものに換装したところ、その軽量ボディに対してあまりにパワフルで「危なすぎる」と判断。日本へ送りデモカーとしたという経緯がある。なお、シルバーとネイビーの2トーンカラーはオリジナルでオールペンしたものだ。
ワイドボディ化でさらなる魅力を得たパンデム仕様のE30、問答無用でかっこ良すぎるだろう。
(PHOTO:Hirotaka MINAI)
●取材協力:TRA京都 TEL:0774-43-3242
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