スーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)の2022年シーズン最終大会岡山へスポット参加することが発表されたロベルト・メルヒ。かつてはF1まで上り詰めた彼が今ステップアップカテゴリーに挑む理由には、日本の最高峰カテゴリーへのダブルエントリーという目標がある。
5月のスーパーGT第2戦富士から日本でのレースキャリアをスタートさせたメルヒ。2015年にはF1にマノー・マルシャから参戦した経歴を持つ彼は、今季6号車Team LeMans Audi R8 LMSのドライバーとしてスーパーGTのGT300クラスに参戦する傍ら、F1直下のFIA F2に代役参戦を行なうなど忙しい日々を送っている。
■ロベルト・メルヒ、日本での生活はすっかり気に入った? スーパーフォーミュラ参戦への思いも語る
2015年には今はなきマノー・マルシャからF1参戦した経歴を持つメルヒだが、9月23日~25日に岡山国際サーキットで行なわれるSFライツ最終戦にB-MAX RACING TEAMから出走することが発表された。B-MAX RACINGを率いる組田龍司代表からオファーがあったことが、参戦の経緯のようだ。
そのオファーを受けたメルヒには、将来的に日本でキャリアを築いていきたいという確かな思いがある。
「確実に、将来的に日本に留まろうと考えている」
SFライツへのスポット参戦についてメリはそう語る。
「知っての通り、僕はフォーミュラカーをドライブするのが大好きだ。ダウンフォースがあってとても速いマシンだから、一番好きだよ」
「来年はスーパーフォーミュラとスーパーGTに参戦したいと思っているし、ふたつのシリーズ両方に参加できれば最高だね」
「スーパーフォーミュラは僕がずっと追い求めていたシリーズなんだ。マシンはとても素晴らしいし、F1の次に良いマシンだと思う。僕が(2015年に)F1で走っていた時よりも……おそらく当時のF1マシンよりもスーパーフォーミュラのマシンのほうが乗っていて気持ち良かったと思う」
「2023年にスーパーフォーミュラへ参戦したい。それが僕のターゲットだ。SFライツでレースを行なうことで、スーパーフォーミュラ参戦実現の後押しになるはずだ」
なお、メルヒにはまだ来季のスーパーフォーミュラ参戦に関する具体的なオファーは来ていないようだが、彼としては今回のSFライツ参戦を足がかりに、まずは毎年冬に行なわれているスーパーフォーミュラの合同/ルーキーテストに参加したいと考えているようだ。
メルヒはB-MAX RACING TEAMから、ホンダ・フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)所属の木村偉織らと共に最終戦に出場することとなる。ただメルヒとしては岡山国際サーキットは未体験であり、参戦するドライバーのSFライツでの経験を考えるとレース優勝に関しては慎重な姿勢を示している。
「もちろん、僕にとっては全てが新しいことだという点を考える必要がある」と彼は続ける。
「僕はF3に乗っていたけど、それももう何年も前のことだ。(SFライツは)シーズン最終戦ということで、みんなは同じマシンで1年間やってきているから、最高のレベルにある。それでも良い仕事をしたいと思っているし、チームを助けてマシンに早く順応して、できるだけ上位に食らいついていきたい」
「現実的に考える必要がある。タイヤにサーキット、マシンと学ぶべきことはたくさんある」
「もちろん、僕らがやってのけて、みんなが功績を認めてくれたら良いね。見た目よりも簡単じゃないからね。とても難しいモノだ」
「今回がシーズン開幕戦だったら、容易になっていただろうけど、最終戦(からの参加)は厳しいね。僕が力強いレースを見せて、みんなが喜んでくれたら良いな」
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