今季からスーパーフォーミュラにデビューした18歳の女性ドライバーJuju(TGM Grand Prix)。これまではレースでライバルたちと競り合うような展開はなかなか見せられずにいたが、今回は2度のセーフティカーも追い風に、中団グループでバトルを繰り広げて12位完走を果たした。入賞となるトップ10には届かなかったものの、自己最高リザルトだ。
Jujuは、レース終盤に小林可夢偉(Kids com Team KCMG)と激しいポジション争いを繰り広げた。その中でも特にシケインでは、小林が果敢にJujuのインを狙い、アウト側のJujuがショートする形でグリーンゾーンに退避、もしくは2台揃ってコースオフする場面があった。なお、両者の攻防の中では小林に対して「危険なドライブ行為」として5秒のタイム加算ペナルティが2件出されている。
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Jujuはレース後、小林に対する不満を隠さなかった。安定したペースで走れた点はポジティブであり、バトルの中でライバルたちを“本気にさせた”ことは自信になったと振り返るJujuは、こうも語った。
「小林可夢偉選手とのバトルも、シケインでのバトルは本気以上の、ちょっとやりすぎじゃないかというくらい抜きに来ていました。そこまで本気にさせられたのは自信になりましたが、ただ正直あれはちょっとスポーツとして……最終ラップ(のシケイン)なんかは『抜けないならぶつけてやろう』くらいの勢いを感じました」
「元F1ドライバーの方なので、すごく尊敬もしていましたし、一緒に走れることもすごく光栄に感じていましたが、最後の抜きに行き方は、ちょっとどうなのかなと思うところもありました。レース後にその件についてお話しさせていただいたのですが、ちょっと逆ギレのような感じだったので、走り含め、レース後の対応含め、今まで尊敬していた部分というのが……明日からちょっと同じ目では見れないかなと思います」
では一方の小林の見解はどうか? 彼はレース後にJujuとどのような会話をしたのかについて、こう説明した。
「向こうから来て、『可夢偉さん、あれないんじゃないですか。あれ当てに来ているでしょう』と言われました。僕は『当てに行っている訳ない』と説明したのですが、『いや当てにいっているでしょう。元F1ドライバーの人があんな走りありえないですよ』と言ってきました」
「それで、僕はそこから無言です。(Jujuが)向こうに歩いて行ったので、戻っていきました」
小林の主張としては、あのシケインでの攻防だけがクローズアップされ過ぎているということ。曰く、ストレートで抜こうと接近したタイミングで厳しい幅寄せをされてしまったため、オーバーテイクをするにはシケインである程度リスクを負った動きをするしかなかったという。
「今はあそこだけクローズアップされているんですけど、直線で抜こうとするとけっこう幅寄せされまくって、 正直ああやって抜くしか方法がない状態でした」
「(シケインでの攻防も)向こうは正直止まる気あったのかなという速度で入っていきました。結構良い速度で(ショートカットの)グリーンを加速していったので、あれが通じるんだったら、明日抜かれそうになったら僕もあれやろうと思ってます(笑)」
そして小林は、こう付け加えた。
「正直この位置を争っているのが1番の問題。もうちょっと前の方で争わないといけないです」
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みんなのコメント
自分には全く非がないと思ってる事が危なすぎる
シケインの文句を吐き散らして、本人は蛇行を自覚してないでしょ?あれ。