■究極を謳うアジフライ、定食の玄米ご飯とみそ汁にも感動!!
美味しいアジフライを求めて、今回筆者(増井貴光)が目指したのは、神奈川県三浦郡の葉山町です。「はやまちょう」と読むと、こだわりのある住民の方から怒られるかもしれません。正しくは「はやままち」です。都心方面からは、横浜横須賀道路「逗子IC」で降りて逗葉新道を経由し、「渚橋」で海に出たところを左折、しばらく走ると右手に見えてくるのが「葉山マリーナ」、更に進んでビーチサンダルで有名な「げんべい(堀内店)」などを通過して葉山の中心街「元町」に到着します。
【アジフライ旅】千葉県富津市『ニコニコドライブイン』は昭和の雰囲気が残るリーズナブルなお店
お目当てのお店は「森戸神社」の近く、対面交通の狭い道沿いにおしゃれなカフェやレストランが並ぶ一角にある「おせっかい食堂 KAINA~海菜」です。お店の前を通る度に気になっていたのが“究極の鯵フライ”というPOP。“究極”ですよ? “究極”!! これは美味しいアジフライを求めて走る者としては、見逃せないわけです。
お店に入って席に座ると、店主の“ひろ子”さんがメニューを持ってきてくれました。アジフライを定食にしてもらおうとすると「地魚フライ定食がお得よ」とのこと。もちろんアドバイスに従いました。ひろ子さんは、東京都内で13年間串揚げのお店をやっていたそうです。当時から揚げ物に使うパン粉や油にこだわり、研究の結果完成したのがオリジナルの衣です。
“おせっかい食堂”の名前の由来になった“おせっかい窓”から、調理中のひろ子さんが客席に顔を出していろいろ説明してくれます。食材全てにこだわりがあり、魚は地のものを佐島漁港などから仕入れ、お米は「つやみがき玄米」、塩は輪島の海塩を使用しているそうです。
そうこうしているうちに「地魚フライ定食」がやってきました。朝獲れの魚をメインに使っているので、その日によって種類が変わります。この日はアジ、トビウオ、ヒラメ、イナダの4種類でした。
まずはメインのアジフライをいただきます。23種類の粉をブレンドしたひろ子さんオリジナルの衣はサクサクです。油を吸収しづらい衣でサクッと揚がるのが特徴とのこと。パン粉も衣に合わせて特別なものを使っているそうです。地物のアジはフワフワでジューシー。究極と謳うだけのことはあります。
フライはどの魚を食べても美味しく、箸休め的な副菜も葉山産の野菜や筍。玄米ご飯は噛むと甘みがあり、栄養たっぷりなのが味でわかるほど。なにより感動したのが、具沢山のみそ汁です。みそと具材がマッチしてなんとも言えない美味さ。日本人の遺伝子に伝わっている免疫力を高めるのは、みそが持つ発酵食品の力が大事なのだそうです。
すべてが美味しい「おせっかい食堂」の地魚フライ定食でした。大満足でお店を後にし、恒例のご近所ツーリングです。100mも走らないで着いてしまった「森戸神社」は、源頼朝が鎌倉幕府を開いた際に、三島大社の御分霊を歓請して創建された神社です。御神徳のひとつに交通安全とあるのでお参りしていきます。
大山祗命(おおやまつみのみこと)と事代主命(ことしろぬしのみこと)の二柱が祀られている本殿を参拝して更に進むと、海岸に降りる階段に出ます。ここには「石原裕次郎記念碑」があり、沖に見える葉山灯台は裕次郎灯台とも呼ばれています。
ここからの景色は江ノ島や富士山が望める素晴らしいもの。夕景はとくに綺麗で、日が沈む時間が近くなると観光客だけでなく地元の人まで眺めに来るほど。この辺りではSUPやシーカヤック、ウインドサーフィンのショップもあり、レンタルもできるので陸と海のハイブリッドツーリングを楽しむこともできるでしょう。人気の女子旅だけに独占させておくのはもったいない、バイクでも楽しめる葉山町ショートトリップでした。
■おせっかい食堂 KAINA~海菜所在地:神奈川県三浦郡葉山町堀内1003営業時間:11時から15時30分、17時から22時(火曜定休)
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