■1980年代を代表する国産スポーツカーと言えば……やっぱり「AE86」!
「AE86(エーイー ハチロク)」や「ハチロク」の名で知られるトヨタ「カローラ レビン/スプリンター トレノ」は、現代も多くのファンを持つ1980年代を代表する国産スポーツカーです。
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その魂を受け継ぐモデルとして、現代では「GR86」がラインナップされていますが、とあるユーザーは意外なモデルを「現代版AE86」とする説を提唱しています。
日本の経済が絶頂期にあった1980年代、国産車もまさに百花繚乱の時代を迎えていました。
時代を彩るさまざまなモデルが登場したなかでも、1983年から1987年にかけて販売されたカローラ レビン/スプリンター トレノ、通称AE86は、現在でも特別な存在として多くの人の心に刻み込まれています。
当時最も売れていた大衆車「カローラ」およびその姉妹車である「スプリンター」をベースとしたスポーツクーペであるAE86は、若いユーザーでも手の届きやすい価格でありながら、気持ち良く吹け上がる1.6リッターDOHCの自然吸気エンジンとFRレイアウトの組み合わせによるスポーティな走りが魅力でした。
そんなAE86を一躍有名にしたのが、1995年に連載が開始された「頭文字D(イニシャル ディ)」です。
主人公である藤原拓海が駆る「藤原とうふ店」仕様のAE86が、各地の峠でおこわれる強力なライバルたちとのバトルに勝利し続ける様子は、日本のみならず海外のユーザーも魅了しました。
AE86は、生粋のスポーツカーというよりはあくまで乗用車のスポーツモデルという位置付けであったことから、サーキットでのラップタイムはそれほど速くなかったといいます。
その一方で、ベースとなるカローラ/スプリンターの素性の良さに加えて、エンジンやサスペンションのチューニングのしやすさも相まって、クルマの楽しさを覚えるための入門車的存在として評価されました。
AE86は1987年にフルモデルチェンジを迎え、型式番号は「AE92(キューニー)」となりました。
AE92ではFFレイアウトが採用されたことで、コンパクトなFRスポーツカーであるAE86は希少な存在となり、中古車価格も高騰しました。
しかし、その後も「AE86のような気軽に楽しめるスポーツカーがほしい」という声が根強かったことから、トヨタとスバルの共同開発によるライトウェイトFRスポーツの「86(ハチロク)/BRZ」が2012年に登場し、国産スポーツカー人気の再燃に貢献します。
86/BRZは2021年にフルモデルチェンジがおこなわれ、2代目GR86/BRZへと進化しています。
当時のAE86とは異なる部分もありますが、若いユーザーでも手の届きやすい価格で、走りを楽しめるコンパクトなFRスポーツカーというコンセプトは引き継がれています。
■現代のAE86は、GR86ではなくあの商用車!?
当時のAE86を知っている人からすると、現代のGR86は贅沢な造りだと感じる人もみられるようです。
現代の基準からみれば、AE86は簡素な大衆車をベースにしたモデルで、それゆえもっと気軽にいじることができたのは確かでしょう。
そこで、とあるユーザーがSNS上で提案したのが、トヨタの商用車「タウンエース」(タウンエース バン/タウンエース トラック)です。
1976年に初代が登場して以来、40年以上にわたって日本のビジネスシーンを支えてきたタウンエースは、2008年に登場した4代目が現行モデルとなっています。
コストパフォーマンスが重視される商用車だけあって、必要な装備は最低限となっていますが、過酷な利用にも耐えうるだけの耐久性の強さは折り紙付きです。
タウンエースが現代のAE86といわれる最大の理由は、自然吸気エンジンを搭載したFRレイアウトのモデルで、なおかつ5速MT仕様が用意されているという点です。
搭載される1.5リッター 直列4気筒エンジンの最高出力は97馬力と、当時のAE86と近いスペックを持っています。
さらにいえば、タウンエース トラックのリアサスペンションはリジッド式となっており、この点でもAE86と共通しています。
そして、タウンエース最大の魅力は167万7000円からという車両価格です。
GR86の価格が279万9000円であることと比べると、現代の若いユーザーにもより手の届きやすい価格であることがわかります。
SNSでにわかに盛り上がりを見せている「タウンエース=現代のAE86説」ですが、こうした要素を見ると、意外と納得できるかもしれません。
タウンエースが峠でバトルしたり、ドリフトしたりしているのはなんだか違和感を覚えますが、ひとついえるのは、豆腐を配達するなら、AE86よりもタウンエースのほうがマッチしているということでしょう。
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