圧倒的な動力性能。とにかく速く、安定している
1350kgのボディに与えられたエンジンは、280psのピークパワーを絞り出す2リッターツインカム16Vターボ。4.82kg/psというパワーウェイトレシオは、国産最強のRX-7タイプRよりわずかに0.1kg/ps大きいだけである。
エボ4のクラッチはズシリと重い。しかし、強力なパワー&トルクを受け止めるクラッチであることを考えれば、十分にリーズナブルだ。
「最新モデル情報」4thグローバル・クロスオーバー、新型アウトランダーが北米デビュー。その威風堂々ぶりを大紹介!
エボ4は速い、とにかく速い。パフォーマンスに優れたクルマでも普通は3速に入るころには車速の伸びは鈍る。しかし、エボ4の場合、体がシートに押し付けられる加速が終わることはない。なおかつフルタイム4WDならではの路面にピタリと張り付くような直進性は、すさまじいスピードをサラリとこなす。スピードリミッターを作動させることなど朝飯前である。はっきりいおう。ステアリングを握るドライバーに最も求められるのは「自制心」だ。
最新メカで自在なハンドリング追求。基本に忠実なドライビングが最善
エボ4のトピックのひとつに、AYC(アクティブヨーコントロールシステム)がある。これは、各種センサーが読み取った情報をもとに新開発のトルクトランスファーデフが後輪の左右間でトルクスプリットを行うシステムだ。目的はアンダーステアやオーバーステアを抑え、ニュートラルステアを実現すること。
わかりやすくいえば、「曲がりやすく、かつスピンしにくい特性を与える」ということだ。
実際、回頭性はいい。ステアリングインプットに対してノーズが素直にインを向いてくれるため、狙ったラインをトレースしやすい。ある一定レベルまでは舵もよく利いてくれるし、タックインの動きも穏やかだ。
しかし、本気になって激しくコーナーを攻め、アンダーステアが出始めたら、攻略は難しい。アクセルオンでアンダーを消そうとしても、状況はほとんど改善されない。
コーナー手前でしっかりと減速し、一定速でコーナーを回り、十分に姿勢が変わってから強烈なトラクションとパワーを使って立ち上がっていく、というのがエボ4の実力を最大限に発揮するドライビングスタイルだ。
(カー・アンド・ドライバー 1996年9月26日号発表)
ワンポイント名車購入ガイド
ランサー・エボリューション4(E-CN9A型)は1996年8月発売。歴代ランエボで最も生産台数が多く、ラインアップはGSRとRSの2種。RSは競技ベース車両で、GSR比で90kg軽いが装備はスパルタン。ラリーやダートトライアルなどモータースポーツに使用されたクルマも多く、コンディションチェックは重要だ。価格は上昇傾向。走行6万km、事故歴ありの車両でも250万円のプライスタグが付く。最近、流通量は減少傾向にある。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
“生産版”「“R36”GT-R」公開に反響絶大! 日産の「旧車デザイン」採用&4.1リッター「V6」搭載で「借金しても欲しい」の声! 1000馬力超えもあるArtisan「“和製”なスーパーカー」が話題に
「黄信号だ。止まろう」ドカーーーン!!! 追突されて「運転ヘタクソが!」と怒鳴られた…投稿に大反響!?「黄信号は止まるの当たり前だろ」の声も…実際の「黄信号の意味」ってどうなの?
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント