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2022年スーパーGTは“チャンピオンナンバーなし”のシーズンに。GT300王者スバルも想いの詰まった『61』を継続使用

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2022年スーパーGTは“チャンピオンナンバーなし”のシーズンに。GT300王者スバルも想いの詰まった『61』を継続使用

 2022年シーズンの開幕を前に、続々と各陣営の参戦体制が明らかになりつつあるスーパーGT。今シーズンに関しては、GT500、GT300の両クラスにおいて“チャンピオンナンバー”が使用されないことが分かった。

 スーパーGTでは他のレースシリーズなどと同様に、前年度にタイトルを獲得したドライバーの所属チームが特別なカーナンバーを使用することができる。これに関して、統一規則にはこう記されている。

■【スーパーGT】2021年王者のau TOM'S、カーナンバー『1』を付けず。世界的なトレンドも一因に?

「前年のGT500クラスシリーズタイトル保持者(ドライバー)が所属したエントラントが引き続きスーパーGTレースシリーズに参加する場合、そのエントラントが『1番』を使用することができる。ただし、当該エントラントが『1番』の使用を希望しない場合、『1番』は欠番となる」

「前年のGT300クラスシリーズタイトル保持者(ドライバー)が所属したエントラントが引き続きスーパーGTレースシリーズに参加する場合、そのエントラントが『0番』を使用することができる。ただし、当該エントラントが『0番』の使用を希望しない場合、『0番』は欠番となる」

 ただ、昨年のGT500で関口雄飛と坪井翔がシリーズタイトルを獲得したTGR TEAM au TOM'Sは、カーナンバー36を継続使用する予定。既報の通り、トムスはチームのエースナンバーである36番を使い続けたいという思いが強かったと説明している。

 そしてGT300の王者であるスバルも、0番を使わないようだ。2月25日に富士スピードウェイでお披露目された2022年仕様のBRZには、昨年と変わらず『61』のゼッケンが貼られている。

 GT500に関しては、これまで基本的に前年のチャンピオンチームが1番をつけてきたが、GT300に関してはチャンピオンチームが0番をつけないケースも多い。過去10シーズンを見てみると、前年王者が0番を使用した例は、2012年のGSR 初音ミク BMW(谷口信輝/片岡龍也)、2013年のENDLESS TAISAN PORSCHE(峰尾恭輔/横溝直輝)、2014年のMUGEN CR-Z GT(中山友貴/野尻智紀)、2015年のグッドスマイル 初音ミク SLS(谷口信輝/片岡龍也)、2016年のGAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/富田竜一郎)、そして2018年のグッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)の6例。4シーズン連続でカーナンバー0は欠番となる。

 ただ今年のスバルに関しては、そういった傾向云々に関係なく、『61』という数字に込められた強い思いがカーナンバー継続使用の理由のようだ。

 スバルテクニカインターナショナル(STI)の広報担当者はmotorsport.comに対し次のように答えている。

「(0番の使用に関する)議論自体はありました。ただ、我々は『六連星を一番に』という意味が込められた『61』という番号へのこだわりが強いので、61番でいこうという結論に至りました」

 スバルのお馴染みのロゴマークには、昴(すばる)=六連星をイメージした6つの星が描かれている。このロゴと共に頂点を目指すという想いは変わらない……そういった意思表示とも言えるだろう。

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