今年の5月1日は、1994年にF1サンマリノGPの決勝レース中に起きた事故でアイルトン・セナが亡くなってから、ちょうど30年という節目の日となった。そのセナを偲び、元F1ドライバーであり、4度のチャンピオン経験者であるセバスチャン・ベッテルが、マクラーレンMP4/8を駆り、F1エミリア・ロマーニャGPの際にデモ走行を披露することになった。舞台は、セナが亡くなったまさにその地、イモラ・サーキット(エンツォ・エ・ディノ・フェラーリ・サーキット)である。
ベッテルは自身のインスタグラムに動画を投稿。その中で、自身が所有するマクラーレンMP4/8で、デモ走行することを明かした。
■アラン・プロストが回顧する、アイルトン・セナとの”関係”が変わった瞬間「私に対して、完全に別人だった」
「アイルトン・セナは、僕がこれまで目にしてきた中で最高のレーシングドライバーだというだけでなく、同時にとても慈悲深い人でもあった」
ベッテルはそう語った。
「彼の事故から30年が経ち、アイルトンに敬意を表したいと思う」
「彼のクルマ、マクラーレンMP4/8をドライブするため、グランプリが開催されるイモラに行く。5月19日、日曜日にお会いできることを楽しみにしている」
ベッテルはF1の歴史に強く興味を持っており、数々の歴史的名車を所有。マクラーレンMP4/8の他に、ナイジェル・マンセルが1992年にワールドチャンピオンに輝いた時のウイリアムズFW14Bも、彼のコレクションの中にある。カーボンニュートラル燃料を使って、それらのマシンのデモ走行を度々披露してきた。
そして今回ベッテルが駆るMP4/8は、1993年にセナが走らせたマシン。前年1992年限りでホンダがF1から撤退したため、マクラーレンはカスタマー仕様のフォードHBを使わねばならなかったが、セナのドライビングもあって数々の名シーンを演出した1台である。
セナはこの年5勝を挙げ、チャンピオンとなったアラン・プロスト(ウイリアムズ)に次ぐランキング2位を確保。最終戦オーストラリアGPでの勝利は、セナのキャリア最後の優勝ということになった。
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