欧州ベストセラーに君臨。シンプル・イズ・ベストに惹かれる
パンダは今年で1stモデルの誕生からちょうど40年を迎える欧州のベストセラーだ。3rdモデルとなる現行型は2011年にデビュー。歴代パンダはいずれも実用に徹したコンパクトなハッチバック。パンダが築き上げた高い人気と優れた機能があったからこそ、フィアットはブランドの象徴となるリバイバル500(メカはパンダ・ベース)という思い切りファッショナブルなコンパクトカーを市場投入できた。現行型パンダと500は長らく欧州コンパクト市場(Aセグメント)の人気2トップの座に君臨してきた。
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発売後9年が経つというのにパンダ人気は衰えていない。日本仕様はベーシックなイージーと、ときおり発表される限定車のみ(この4月にコンフォートという豪華仕様を発売)。シンプルなラインアップだが、その潔さがまたベーシックカーらしい。パンダの限定車というと定期的にリリースされる6MTの4×4も大人気である。
イージーはツインエア(875cc)の2気筒ターボエンジンを搭載。シングルクラッチの2ペダルミッションと組み合わせている。始動や加速時の「唸り」を除けば非常に快活で楽しいエンジンだ。85ps/145Nmのパワー&トルクスペックは、車重1トン+αというパンダにベストマッチ。適度なトルクが小気味いいライドフィールを生み出す。なるほど、厳しい欧州市場で鍛えられたベストセラーコンパクトだと納得する。
スムーズな走りにはコツが必要。高速クルーズ時の安定性はクラストップ級
乗り心地は欧州車らしい乗り味。街中ではフラットライド感をほどよく押し出した。サスペンションがきっちりストロークするから、乗り心地が悪いと感じる場面はない。コーナリング性能は、Aセグメントとしてはかなり高水準だ。
シングルクラッチ方式のデュアロジックミッションを楽しく乗りこなすにはちょっとしたコツがいる。トルコンATやデュアルクラッチミッションのようにアクセルペダルを踏み続けたままシフトアップすると変速時に特有の揺り返しがある。それを嫌うユーザーも多い。3ペダルMTと同様、アクセルを戻して変速すればスムーズだ。クルマとの一体感も得られる。これを面倒と考えるか、クルマの個性と捉えるかはユーザーしだいである。
高速走行時の安定感はクラストップレベル。ボディサイズが3655×1645×1550mmの背高SUVスタイルにしては見事なクルージング性能だ。
丸くて四角い飽きのこないスタイリングと高い走りのポテンシャルが魅力の輸入車が、200万円台前半で手に入る。これをバリューといわずして何という。
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