もくじ
ー ブガッティ製SUV「ありません」
ー ブガッティ第2のモデルに関する噂
フェラーリ、ラインナップの60%をハイブリッド化 SUVも 2022年までに
ブガッティ製SUV「ありません」
ブカッティはSUVを作らない。同社のステファン・ヴィンケルマンCEOはそう発言し、ブガッティ第2のモデル・ラインがランボルギーニ・ウルスと競合する車高の高いクルマになるのではないかという憶測に答えた。
「ブガッティからSUVが登場することはありません。そのようなモデルを加えることは、ブランドとその歴史の正当性に反するからです」とヴィンケルマンは語った。
ライバルのフェラーリは以前、SUVを作ることはないと言ったものの、現在「FAV(フェラーリ・アクティビティ・ビークル)」と称するクルマを開発中だ。
いずれにせよ、ヴィンケルマンは今後のブガッティの計画について口を閉ざしている。
ブガッティ第2のモデルに関する噂
同氏はこのSUVに関する発言に加えて、フランスで誕生したブガッティが110周年を迎えるにあたり「新しいモデルの発表」を含む「いくつかのサプライズ」を用意していると語った。それ以上の詳細は明らかになっていない。
ブガッティ第2のモデルに関する噂は、数年前から広がっている。昨年秋にヴィンケルマンはAUTOCARの取材に対し、ブランドをさらに発展させる熱意があることを認めた。
その証に、昨年のパリ・モーターショーではシロンをベースにサーキット走行性能を高めたブガッティ・ディーヴォを発表し、450万ポンド(6億5000万円)という高額にもかかわらず完売させている。
同時にヴィンケルマンは「ディーヴォの反響は非常に大きく、既にシロンを所有しているお客様に全て買っていただけました。限定生産台数は瞬く間に完売しました。これはブランドが熱狂的な支持を得ていることを示しています」
「また、わたしはこのことから、われわれが次のモデルを投入する準備が整っていることを知りました。つまり、実際に多くのひとびとがブランドを愛していると証明できたと感じたのです」
「次の問題は、われわれが現在抱えている将来に向けたアイディアを実現するために、どれだけ多くの投資を行うべきか、またそれが正当化できるだけの利益を上げられるかということです。それをこれから検討しなければなりません」
ブガッティが地域による要望や成長しているセグメントを視野に入れ、複数のボディ・スタイルを検討していることはわかっている。
SUVの可能性だけでなく、2009年に発表されたガリビエール・コンセプトのような4ドア・セダンについても長いこと議論が続けられている。
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