コンパクトなパフォーマンスカー
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
【画像】新型アウディS3、A3【現行S3と写真で比較】 全54枚
独アウディが、新型S3スポーツバックと、新型S3セダンをヨーロッパで発表した。
イギリス向け価格は、スポーツバックが3万7900ポンド(523万円)で、セダンが3万8465ポンド(531万円)からとなっている。
新型S3は、最上位のRS3が登場する来年まで、第4世代A3シリーズのトップとなるモデルだ。
パワートレインは、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIなどの兄弟車と同じ2.0L 4気筒ターボを搭載している。
お馴染みの「EA888」エンジンは、先代モデルよりも若干アップグレードされており、310psと40.8kg-mを発生し、0-100km/h加速は4.8秒、最高速度250kmに到達する。
スポーツバックおよびセダンともに、欧州WLTPサイクルで燃費が16.6km/L、CO2排出量は178g/kmと評価されている。
メカニカル面では、吸気バルブのリフト量を調整して燃焼室の空気を最適に充填する新バルブリフト機能が採用され、サーマルマネージメントシステムにより効率を向上させている。
パワーは7速のデュアルクラッチ・トランスミッションを介して4輪すべてに送られる。
油圧式マルチプレートクラッチが前後の車軸間でトルクを調整することで、トラクションの最大化とコーナーでの安定性を実現するものだ。
また、オプションのスポーツサスペンション・パッケージを装着することで、「数千分の1秒単位」で走行状況に合わせてサスペンションを調整するダンパーコントロール機能を追加できる。
デザインの変更は?
スタイリングは、標準モデルのA3と同様に抜本的な刷新はないが、アウディの最新デザインに基づく正常進化といえる。
フロントグリルが新しくなったほか、エアインテークを大型化された。
デザインを一新したヘッドライト(マトリックスLEDはオプション)を装備し、サイドはリアホイールアーチを強調したデザインに変更されている。
リアに回ると、バンパー下部のディフューザーと4本出しのスポーツエグゾーストが、標準のA3とは一線を画すモデルであることを物語っている。
インテリアは、A3と同様に大きく変更されているが、より「ドライバーにフォーカス」することを目指して、さまざまな機能が追加されている。
内装は? スマホで解錠、スタートも可能
新型S3には、新しいスポーツシートや小型のギアセレクターが採用されたほか、カーボン製またはアルミニウム製のトリムや、デジタルディスプレイと一体化したエアコン吹き出し口が目を引く。
また、S3には10.3インチのデジタルインストルメントパネルが標準装備されているが、バーチャル・コクピットにアップグレードすると12.3インチになる。
さらに「プラス」パッケージでは、ディスプレイを3つの独立したスクリーンに分割することができる。
新世代のインフォテインメントシステムが搭載された10.1インチのタッチスクリーンでは、音響フィードバックや手書き文字の認識が可能で、先代の10倍の性能を発揮すると言われている。
また、新しいコネクティング機能として、ライブの交通情報、駐車スポットロケーターを備える。
Androidスマートフォンを使ってロック解除やエンジン始動ができる「アウディ・コネクト・キー」なども搭載している。
ヨーロッパにおける納車は10月から開始される予定だ
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みんなのコメント
昨今の馬力インフレ凄いわ(笑)
アウディは新型モデルの導入が遅いので参考程度にしているが。