■4.1リッターエンジン搭載の新型「GT-R」まもなく登場へ
日産が世界に誇る高性能ロードカー「GT-R(R35型)」。2007年のデビュー以来、年を追うごとに進化を続け、性能に磨きをかけてきました。
集大成として登場した2024年モデル(価格1375万円から)は注文台数が予定販売数量に達したためオーダーストップしましたが、R35型自体は発売から17年が経過し、次期「R36」への期待が高まっています。
【画像】「えっ…!」これが新型「”R36”GT-R」です!画像で見る!(71枚)
そうした中、英ロンドンを拠点とするArtisan Vehicle Design(アルティザン ビークル デザイン)なる会社が昨年12月、通称「R36」としたレンダリング画像をInstagramに投稿。全世界36台限定で販売することを発表し、大きな反響を呼びました。
デザイン元は、独立系デザイナーのRoman Miah氏が描いた「NISSAN GT-R VISION SKYLINE CONCEPT」。
GT-Rの将来(R36)を見据え、長年愛されてきたスカイラインのデザインを日本的なスタイリングで再現したといいます。
アルティザンが発表したGT-Rは、日産GT-R(R35型)のボディパネルをすべて取り外し、フルオリジナルのカーボンファイバー製パネルで製作されています。
全体的なシルエットは日産GT-Rを踏襲していますが、横長のヘッドライトやバンパーをはじめとするフロントフェイスは日産「スカイラインGT-R」(R34)を彷彿とさせる無骨なデザインになっています。
エンジンは2種類。オリジナルの3.8リッターV6ツインターボをベースにインタークーラーやインテーク、燃料ポンプなどをアップグレードして再構築。最高出力800馬力とした「トラックパッケージ」。
そして、この「トラックパッケージ」のエンジンにさらなるチューニングを施し4.1リッターにボアアップするほか、大型ローラーベアリングターボ、専用設計のトランスミッションが装備され、1000馬力とした「アルティメットパッケージ」です。
ちなみにこの「アルティメットパッケージ」には。ビルシュタイン製サスペンション、アルコン製ビッグブレーキパッケージなども採用されます。
このNISSAN GT-R VISION SKYLINE CONCEPTの生産は、ドイツ・ハノーバー工場にベースとなる日産GT-Rを持ち込んだ上で行われるそうです。
なお問い合わせは、アルティザンのWEBサイトで受け付けています。
同車の公式SNSでは、度々「Prototype build update coming soon!」と投稿されており、間もなくの実車登場が予想されます。
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