第5戦オートポリス、第6戦富士で2位に入り、3度目のスーパーフォーミュラ王座獲得に向けて“復調”という言葉が相応しい活躍を見せていた野尻智紀(TEAM MUGEN)。しかし第6戦の翌日に行なわれた第7戦富士では12位と、全く良いところを見せられずに終わった。
接触などのトラブルがないレースでの12位という結果は、野尻が2019年にTEAM MUGENに加入して以来最低と言っていい成績。その元凶となったのが、予選Q2でのトラックリミット違反だった。
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野尻はQ2ラストアタック時の最終コーナーの立ち上がりで4輪脱輪したと判定され、トップと0.254秒差の7番手タイムが抹消に。Q2最下位の12番手となり、グリッド中団での戦いを強いられた。
「(タイム抹消がなくとも)7番手で、順位は良くなかったと思いますが、その順位にいたら今日のレースで走ったセットアップはしていなかったと思うので、また違ったレース展開になっていたかなという気もします」と語った野尻だが、それ以前に4輪脱輪の判定には納得がいっていないという。
「あれも本当に出ていたかどうか怪しいですし、僕は出てないと思ってますよ。未だに」
「僕らに提示された映像も、全くと言っていいほど鮮明ではありませんでした。それで『アウトですよね』と言われたのですが、(判定をわかりやすくするために)白線の隣に引いてある青い線も全く見えない映像でした」
「僕自身は、右フロントはギリギリ残っていると思っています。選手としてスポーツに取り組む中で、そこがハッキリせずにモヤモヤしたままになってしまうのは良くないと思うので、そういうところは早く改善してもらいたいなと思います」
ちなみに、スーパーフォーミュラにおける各種検証は現在、サーキットの監視映像を基に行なわれている。全車の車載映像が確認できるアプリ『SFgo』も存在するが、これは検証材料として用いられていない。これについて話題を向けると、野尻はこう述べた。
「今回の件が白か黒かは置いといても、せっかく良い参考になる映像があることは明らかなわけですから、なぜ早急に導入しないのかは疑問ではありますね」
「審査する側の人たちも、きっと困っているはずなんですよね。ですから、ああいうものがあるのなら、導入してもらってもいいんじゃないかと。どんどんそういう動きになっていけばいいなと思いますね」
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みんなのコメント
大事なドライバー心理ですから
けども鮮明じゃない映像示されても
根拠ないでしょ
こういう時こそSFgoの場面じゃないの?
何のための動画だ?
鈴鹿での最終コーナーでのいきなりのグリーンフラッグとか、今回の富士での予選で坪井がコース上で止まりかけるとか。
運営が杜撰。