エッジが織りなす新たなMINIのエクステリア
MINI コンセプト・エースマンのボディラインは、これまでのMINIで特徴的だった丸みを帯びたボディラインとは打って変わって、エッジの立った直線的なラインを多用しており、俊敏さと自信に満ちた独特の存在感を表現している。コンセプト・エースマンは、長らく成功を収めてきたCooper(クーパー)とCountryman(カントリーマン)の2つのモデル概要のハイブリッドを成すようなポジションを担っており、従来のクロスオーバーモデルを現代的に再解釈したものとなっている。
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ボディサイズは、全長4050mm、全幅1990mm、全高1590mmとなっており、現代的なフォルムでありながらMINIブランドらしいキャラクターを兼ね備えたモデルとなっている。高い車高とショートオーバーハングの機能的な2ボックスデザインは、最小限の大きさでありながら乗員と荷物を乗せるための十分なスペースを実現している。構成は、4ドア+トランクリッドの開口デザインを採用し、室内に5人乗りの座席を備えている。
外観では、ガラス面とピラーやルーフ部分の段差が解消され、ツライチになっているのが特長的だ。これによって、大きなボディでありながらエアロダイナミクスに優れたボディ構成を実現している。また、以前のモデルで特徴的だったエッジの立ったクロームグリルは完全に排除されている。必要最低限のエッジだけを採用した、あくまで機能性を求めたデザインに洗練されているのだ。フロントではエッジシェイプのLEDヘッドライトからボンネットに伸びるラインが、直線ならではのスタイリッシュさを演出している。
EVモデルになると必要性がなくなるフロントグリルだが、MINIブランドの巨大なそれも例外ではない。閉じられることで腫れぼったさが懸念されてしまうが、LEDイルミネーションで囲われたグリル表面はクリアコート加工が施され、「ACEMAN」のバッジとユニオンジャックのライトサインによって、EVならではのクリーンさとMINIキャラクターを高い次元で両立させている。
縦型のテールライトを採用したリアビューは、従来のMINIと大きく差はないビジュアルになっている。水平に長くどっしりと構えたボディラインだが、自然と足取りの軽そうな印象を受ける。伝統的なユニオンジャックを埋め込んだテールライトも健在で、このデザインはインテリアの細部にも多用されている。
シンプルを追求したインテリアデザイン
コンセプト・エースマンのインテリアは、1959年のクラシックMINIのスタンスを保ち、一貫して必要最低限の要素に絞られてデザインされている。シンプルな見た目でありながら高級感のある素材、そして親しみやすい色彩にこだわって設計されている。曲線を多用することで見た目にも手触りにも優しい居住性に優れたものとなっており、ドアパネルやダッシュボードにも余すことなくそのデザイン性が注ぎ込まれている。
また、エクステリアだけではなくインテリアにおいてもクロームパーツが一律して排除されている。シート、ドアパネル、その他すべてのインテリア表面は、特別に開発された素材とカラーで構成されている。レザーではなくファブリック生地を採用することで、これまでの高級車とはことなる、家庭のような新たな居住性の在り方を実現している。ステアリングホイールカバーも勿論レザーフリーという徹底ぶりだ。
ダッシュボード中央には、MINI伝統の巨大な円形ディスプレイを装着。メータークラスターとオンボードモニターの全機能をラウンド型の有機ELディスプレイに統合されている。また、ディスプレイ下部には伝統のトグルスイッチバーを配置、物理スイッチを継続して採用することで、これまで通りの直感的な操作ができ、最先端のデジタル化によるタッチコントロールとアナログ機能がユニークかつMINIらしく融合されている。デザインを一新したトグルスイッチでは、パーキングブレーキの操作、ギアの選択、ドライブの起動・停止、エクスペリエンス・モードの選択、オーディオ・システムの音量調整などを行うことができる。
ギアセレクターとパーキングブレーキの操作系が移動されたことで、センターコンソールには余分なスペースが生まれる。コンセプト・エースマンでは、このスペースをフレキシブルなコンソールとして、収納コンパートメント、スマートフォンのワイヤレス充電ステーション、カップホルダーなど、さまざまな用途にカスタマイズできるようにし、個人の使い方に合わせた快適さを実現した。
MINI コンセプト・エースマンは、ドイツ・ケルンで開催される世界最大のゲームイベント「gamescom 2022」で初めて一般公開される予定。イベントは2022年8月23日の夜、gamescomのグランド・オープニング・ショー「オープニング・ナイト・ライブ」からスタートする。このイベントは、gamescomのイベントアリーナに来場しなくても、ライブストリームを通じて世界中で視聴することができる。
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