今シーズンからレプソル・ホンダへ移籍したホルヘ・ロレンソは、よりバイクを自然に乗ることができるように、エルゴノミクス(人間工学)面の改良に取り組むため、イタリアGP後に日本のファクトリーを訪れた。
そしてその成果は第7戦カタルニアGPで、新たな燃料タンクを導入するという形で現れた。その他にも小さな変更があり、結果としてロレンソは予選Q2に直接進出を果たし、ポールポジションのファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハ)から0.715秒差の10番手タイムとなった。
■ カタルニアGPはグリップの低下にライダーが苦戦。“真の”ペースは分からずじまい?
ロレンソは自身がマシンに適応することを助けるという面で、“大きな前進”は無かった事を認めたが、彼はよりマシンを快適に感じられているという。それによって“よりアグレッシブに”ライディングすることができるとロレンソは語った。
「マシンをより快適に感じられるように取り組んできたことは事実だ」とロレンソは言う。
「大きな前進ができたわけではないが、施した小さな変更がよりマシンを快適に感じられるようにしてくれたんだ」
「少しだけど、よりアグレッシブにマシンに乗れるようになった。少しはスピードを発揮できて、より一貫性がもてるようになったと思う」
「まだ最速のライダーに接近するには多くを失っている。ただ、ここまでのチャンピオンシップでは最も一貫性のある週末にできていると思う」
新たに導入された燃料タンクは、ライディングにおける身体的な労力をより少なくできるように設計されているという。それはドゥカティ時代に導入したアップデートでロレンソが移籍後の初優勝を達成した際と似たコンセプトだ。
ロレンソに燃料タンクの改善がそういった一貫性を持てた主な要因なのかと尋ねると、彼はそう考えているとしつつも、他の部分の改善もまた助けになったと語った。
「(燃料タンクが助けになったと)そう思っている。ただ、(どうなるかは)見てみよう」とロレンソは言う。
「(レースは)とても暑く、身体的に厳しいものになるだろう。上手くいけば、エネルギーを節約して、レースの終盤によりエネルギーを使うことができると思う」
「少しでもよりアグレッシブに、よりエネルギーを使えるということは、少し速くなるということだ。だけどそれは燃料タンクだけのおかげではなくて、改善できたいくつかの小さな変更もまた同様なんだ」
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