レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、今季2度目のポールポジション獲得を狙い、F1第3戦ポルトガルGPの予選に臨んだ。しかし、予選Q3での最初のアタックはターン4でトラックリミットを越えたと判断され、1分18秒209のラップタイムが抹消されてしまった。2度目のアタックでは、ポールポジションを獲得したバルテリ・ボッタス(メルセデス)から0.398秒遅れとなったフェルスタッペンは、3番手で予選を終えた。
ボッタスのポールポジションタイムが1分18秒348だったことを考えると、フェルスタッペンはトラックリミットでタイムが抹消されなければ……あるいはそのラップを再現できれば、ポールポジションに手が届いていたことになる。
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また、フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)に詰まってしまい、タイムを失ってしまったようで、予選終了直後には無線で「なんでみんな動かないんだ? 僕はファストラップだったのに!」と不満を爆発させていた。
「(タイムが抹消された)あのラップをもう一度できると思って走り出した。0.1秒以内のタイムは出せたはずだ」
そうフェルスタッペンは説明した。
「最終セクターでアストンマーチンが前を走っていて、タイムが台無しになった。さらにストレートではトウ(スリップストリーム)も使われてしまった」
「そうだね、散らかった予選だった。でもそれが現実だ」
フェルスタッペンは、グリップの低い路面でバランスをとるのに苦労しており、「とにかく不安定な週末」になっていると吐露した。
「この週末はトラックの状態のせいで1周も楽しめていない」
「レイアウトは素晴らしいけど、僕たちが経験しているグリップは良いとは言えない。それは誰にとっても同じことだけど、僕個人としてはドライブを楽しめない」
「徐々に調子が上がっていったけど、予選の始めから本当に遅くて、クルマのバランスがとれなかった。Q3最初のアタックでは、ターン4でちょっと動いてしまった。最終的に、それがファステストラップだったんだ」
「あのコーナーは全開だった。クルマが突然スナップして、ワイドになってしまったんだ。それが、グリップを得るのが本当に難しいセッションだったことを示している」
現在、ポイントリーダーのルイス・ハミルトン(メルセデス)に対し、1ポイント差に迫っているフェルスタッペン。ポルトガルGPの結果次第では、フェルスタッペンがF1キャリアで初めてポイントリーダーとなる可能性もある。
フェルスタッペンは、レッドブルのレースペース自体は「問題ないように思える」と語り、次のように付け加えた。
「決勝で何ができるか見てみよう。グリップが低いここでは追いかけるのは簡単ではないけど、ペースが良ければ、確実にプレッシャーをかけられるはずだ」
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