■2025年から発売された新シリーズ
自動車の大きな市場である中国では、特にEVの需要が伸びており、日本の各メーカーもさまざまなEVモデルの投入を進めています。
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例えばホンダは、2024年4月に中国市場へ投入する新型EV「イエ」シリーズを発表。
2025年には待望のシリーズ第1弾が発売となり、注目が集まっています。
イエシリーズは、ホンダが2027年までの中国市場投入を計画している次世代EVシリーズです。
「イエ」というのは中国語で「明るく光り輝く」という意味をもつ言葉。
ホンダによると、「イエシリーズのクルマを運転するすべての人が、操る楽しさを通じて心の内に秘めた想いを解放し、それぞれの個性を明るく輝かせてほしい、という想いを込めています」とのこと。
2025年4月に開催された「北京モーターショー2024」で、シリーズ第1弾となる「イエP7」「イエS7」の2車種(姉妹モデル)と、コンセプトモデル「イエGT CONCEPT」を発表しました。
イエP7、イエS7は、新開発のEV専用プラットフォームを採用したSUVタイプのモデル。
1モーターによる後輪駆動モデルと、2モーターによる四輪駆動モデルが設定されると発表されていました。
イエGT CONCEPTは、「中国におけるHondaのEVの象徴となるモデルを目指した」というコンセプトモデル。
ノーズの上端が突き出たようなデザインと、スタイリッシュなヘッドライトを備えた個性的なフロントマスクが特徴的で、シャープでスタイリッシュなデザインでまとめられていました。
ほかにも、イエP7、イエS7、イエGT CONCEPTの3台ともに、新しいフレームレスの「H」(ホンダ)バッジが装着されていたことも、注目されたポイントです。
イエP7、イエS7は2024年末、イエGT CONCEPTは、量産モデルを発表した後に、2025年内の発売を予定しているとアナウンスされていました。
当初の予定からは遅れたものの、実際に2025年3月、まずはシリーズ第1弾として東風ホンダから「S7」が市場デビュー。
当初の発表どおり、シングルモーターの後輪駆動と、デュアルモーターの四輪駆動の2つの駆動方式を採用したモデルが設定されました。
安全性と快適性を重視したモデルということで、ボディには高い強度を持つ素材を採用し、極寒環境下でも作動する安全性の高いバッテリーを搭載。
さらに徹底した安全テストを行うなどして、高い安全性能を実現しています。
他にも、充実した安全性能や快適性を高めたインテリアなど、長距離での運転でも安心して楽しめる工夫が用いられているのも特徴です。
その後、2025年4月に今度は広汽ホンダから「P7」が発売されました。
先述のように「S7」と「P7」は姉妹モデルのため、どちらもイエシリーズ第1弾という位置付け。性能や装備もほぼ同じとなっています。
そして、2025年5月には、イエGT CONCEPTの市販モデル「広汽Honda GT/東風Honda GT」が発表されました。
どちらも同じイエシリーズの新フラッグシップモデルですが、広汽Honda版と東風Honda版とでデザインコンセプトが異なります。
広汽Honda GTは「シームレスで洗練されたスマートな未来感」、東風Honda GTは「見る人に刺激を与えるエモーショナルな未来感」と、若干の違いがあります。
なお、プラットフォームは専用に新開発された「アーキテクチャーW」が用いられており、後輪駆動モデルでは前後重量配分50:50を目指しているとのこと。
興味深いのが、運転席と助手席に座る乗員が、それぞれに移動体験を楽しめるような空間づくりが施されている点です。
運転席はドライバーが没入感のある走りが楽しめるよう、レーシングマシンのような座席設計がされています。
一方、助手席側には、遠焦点ディスプレイを搭載し、大画面を見ているかのような視聴体験ができるようにしています。
中国市場での反響次第で、日本市場で展開するクルマにも影響を与える可能性があります。
今後展開予定のシリーズも含めて、ホンダのイエシリーズに注目です。(大西トタン@dcp)
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