レッドブルは、『RB21』と呼ばれるであろう2025年のF1マシンは、ダウンフォースを増やすことよりもマシンバランスを改善することがタイトル獲得につながると考えている。
今季序盤は圧倒的な強さを見せていたレッドブルだが、マイアミGP辺りから失速し、ライバルたちにアドバンテージを奪われる形となった。マックス・フェルスタッペンが序盤に築いた貯金のおかげでドライバーズタイトルを獲得したものの、コンストラクターズ選手権はマクラーレンとフェラーリに次ぐ3位に終わった。
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レッドブルとしては、2025年はこのような形での敗北を避けたいところだが、今年のマシンに起きたことの真相を究明した後、反撃に必要な重要な要素に対処できると信じている。
Speedweekの連載コラムに寄稿したレッドブルのモータースポーツアドバイザー、ヘルムート・マルコは、来季のマシン開発の考え方については、単にダウンフォースを追い求めるだけではないと綴った。
「何をすべきかは分かっている」
「わずかな温度変化や技術的なマイナーチェンジがあってもすぐにアンバランスにならないように、より広い作業ウインドウが必要なんだ」
「エンジニアたちが取り組んでいるのはまさにそれだ。40ポイントのダウンフォースを得るのも良いことだが、タイムをコンマ4秒縮めることが私やドライバーの関心事だ。ハンドリングはドライバーにとって予測可能なものでなければならず、そうすればドライバーは自信を深めることができる」
今季はレッドブル、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスによる群雄割拠の争いとなったが、マルコは来季さらに競争が激化すると信じて疑わない。
「来年もトップ争いが熾烈になることは間違いない。それはレギュレーション最終年では普通のことだ」とマルコは言う。
「フィールドはさらに接近することになるだろう」
「F1では成功したコンセプトをコピーするのが常識だ。スペックが安定すればするほど、マシンは似てくる。そうなれば、自動的にパフォーマンスレベルも上がるのだ」
「来年も全力を尽くす。離脱者も出ているので、チームには多少の変化があるだろうが、我々は万全の態勢を整えており、マックスに再びチャンピオンを争えるようなマシンを提供できるチームだと信じている」
RB21がより懐の広いマシンになる可能性を示唆したマルコだが、とはいえフェルスタッペンのドライビングスタイルを軸にマシンが開発されるのは明らかだと語った。
フェルスタッペンのチームメイトについては、契約のあるセルジオ・ペレスと決別する可能性があり、その後任はリアム・ローソンか角田裕毅か……と言われる。ただ誰が起用されようとも、マシンへの適応は必須になってくるだろう。
「最速で最高のドライバーであるマックスを擁しているのだから、マシンのハンドリング特性を開発する際に彼の好みを考慮するのは当然のことだ」
「我々が競争力のあるマシンを提供する限り、彼はレッドブル・レーシングにとどまるだろう」
「来年のドライバーの組み合わせについては、数日中に発表する予定だ。いろいろな憶測が飛び交っているし、違約金についてもまったくナンセンスなことが言われている」
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みんなのコメント
角田が、フェルスタッペンスペシャルを乗りこなせるかをテストしていたのだとしたら、後のコメントから合格だったはずであり、やっぱり昇格期待していまいますね。