大規模カーショーとしてすっかり定着したA-MESSE、今年は愛知国際展示場で9月22日に「A-MESSE JAPAN 2024」を開催した。オールジャンルのエントリー車両を屋内スペースに集めて多くの来場者を集めた。850台以上のエントリーの車両から、選りすぐりのメルセデスをピックアップしたので注目だ。
◆ピッチ加工にハブ加工、こだわり満載のホイールはBBS
ホイールに徹底してこだわったのがこちらのメルセデスベンツ『Cクラス クーペ』(C238)。BBSのホイールは10.5J IN20のサイズを履きこなすのだが、そのためにP.C.D.を114.3→112にピッチ加工、ハブ加工も加えることでこのマッチングを実現している。
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ガンメタボディにキラリと輝くリムが美しいコントラスト。さらりと好みのホイールを履きこなしているように見えているが、実は内側ではかなりの加工を加えて狙い通りの足もとコーデを完成させた力作。また足まわりへのこだわりも人一倍だ。アーム類(Cクラス205と共通パーツ)を変更(アッパーやナックルなど)、エアサスで思いっきり下げてもしっかりと動く足を作り上げたのもオーナーの自慢。
◆煌びやかだが、落ち着きのあるハイセンスカスタムのE53
中でも光っていたのがこちらのメルセデスAMG『E53』だ。ホイールにはBBS「super RS」を履きこなす。ゴールドのディスクにシルバーダイヤカットのリムを備えた上品なカラーバランスを足もとに注入したのがまずは見どころ。E53をさらに上質に見せるキーワードになっている。
ボトムのカーボンパーツもサラリとこなし、ゴテゴテとしたカスタム色を前面に押し出さないスマートで上質なセンスも見せてくれた。
◆ラグジュアリーで洗練された、美しいシルエットのSクラス
その巨体を会場でアピールしたのがシルバーボディのメルセデスベンツ『Sクラス』。ラグジュアリーなムードでありながら着地するローシルエットとしたのも見どころ。しかもホイールは大きくフェンダー内に飲み込まれる仕様でフェンダーの被り方も美しいシルエットに仕上がっている。
ホイールにはワーク「VS XV」をチョイス。目の細かなメッシュデザインはこの手の上質スタイルにもピタリと決まり、リムのバフ処理が大径感をより強調している。シルバーボディとのモノトーンのコンビネーションも上質でセンスを感じさせる1台だ。
◆Eクラス最高峰のAMGを1つ上の次元へ、BBSのハイエンドホイール
ブラックボディで落ち着いたムードを醸し出していたメルセデスAMG『E63S』。飾り立てること無く上質なパーツコーディネートとしている点もこのクルマらしい仕上がり。鋭角なディフューザー構造のフロントリップなどを備えるものの、ボディとの一体感も高くスマートそのもの。
さらに足もとを光るのはBBS「RI-D」。同社自慢の超超ジュラルミンを用いたハイエンドなホイール。車格とのマッチングも良く、ワンランク格を上げるホイールセレクトになっているのは間違いない。
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特にリアからの眺めが。