ロボット研究のためのビルを新設
フォードは、未来のモビリティづくりに向けてロボティクス技術へ注力している。この度ミシガン大学のキャンパス内へ、7500万ドル(約82億円)を投じて「フォード ロボティクスビル」を建設。4階建てのビルには教室やオフィス、ラボが混在し、フォードの研究者やエンジニア100名も駐在する。
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研究棟の中には、2足歩行のヒューマノイドロボットを研究するメンバーも集結。彼らは障害物を散りばめたトレッドミル上でヒューマノイドロボットが走るテストを行ったり、人工知能を用いてロボット用の踏み段を設計したり、軽量で効率に優れた義足を開発したりしているという。フォードはここで、二足歩行ロボット「Digit」の研究などを行っていく。Digitロボットは、自動運転車と協調して玄関まで荷物を配達する、“ラストワンマイル”を埋める宅配ロボットとして開発が進んでいる。
ヒューマノイドロボットやドローンを開発
ロボティクスビルのロビーはガラス張りのアトリウムになっており、訪問者や通行人がリアルタイムで研究活動を眺められるようになっている。建物はコロナ禍以前に設計されたものだが、すでにオンラインでも授業が行える環境を構築。さらに、教育レベルを問わずあらゆる生徒が公平にロボット工学を学ぶことができるよう、リモート登録システムも用意している。
フォード ロボティクスビルでは、具体的には以下のような研究が行われる。
・二足歩行ロボットが50km/hで動き、かつ20度の勾配がついたトレッドミルの上を走行する実験。歩行ロボットは災害救助を目的としており、その研究を通して補装具の進化にも繋がる可能性があるという。
・先進的補装具を研究するリハビリテーション ラボ
・3階分の高さを利用した飛行実験空間で、ドローンや自律飛行型ロボットの研究。将来的に、橋梁や風車などの点検などで活用することを見込んでいる。
・ミシガン大学の惑星科学研究者による、火星の地表を模したラボ。火星上での車両走行や離着陸をシミュレーションする。
・モーションキャプチャーカメラを全面に配置し、階段や岩場、水場などを設けた“ロボット用公園”を人工知能で設計。
・都心部、及び郊外の交通環境を再現できるシミュレーションを利用した自動運転車の実験。
“新しい生活様式”にはロボットが不可欠
パンデミック下で、非接触サービスやオンラインサービスの需要は飛躍的に高まった。配膳、清掃、消毒、遠隔教育、宅配、医療など、これから迎える新しい生活には、ロボットが活躍するシーンが想像以上に広がっている。
自動運転車が荷物を運び、その荷室からヒューマノイドロボットが荷物を玄関先まで運び入れる。そんなシーンがそう遠くないうちにやってくるのかもしれない。その日を目指し、フォードは大学と連携してロボット研究を加速させていく。
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