ルサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1カタールGPの決勝では、計51回に及ぶトラックリミット違反が発生。中でもアルピーヌのピエール・ガスリーはトラックリミット違反を繰り返したことで5秒のタイムペナルティを3回も科されることとなった。
これについてガスリーは、パワーユニットの問題をカバーするために「多くのリスクを負いすぎた」結果だと説明した。
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ガスリーはレース中のピットストップで1回目のペナルティを消化。2回目以降はチェッカー後にレースタイムに加算され、同様のペナルティを受けたセルジオ・ペレス(レッドブル)、ランス・ストロール(アストンマーチン)に次ぐ12位に降着となった。
「良い一日じゃなかった」
motorsport.comに対してガスリーはそう語った。
「トラックリミットでミスを連発して、15秒も失うことになった」
「自分自身には失望しかない。見返りのない数センチで大きな代償を払い、ポイントを逃すことになったからね。ここから僕は学ばなきゃいけない」
「全体的にタフな1日だった。スタートは良かったけど、アウト側にいたことで前のメルセデス(の同士討ち)によってスローダウンを強いられた。それで2ポジションは失ったよ」
「その後は(パワーユニットの)エネルギーマネジメントに問題があって、レース全体を通して直線スピードが落ちてしまった。それを補おうとして、リスクを冒しすぎてしまった。だから今回はあまり良い一日にならなかった」
またガスリーは、エンジニアを通してFIAからトラックリミット違反の警告の情報を受け取るのが遅すぎたことも問題のひとつだと考えている。
「それはレース全体としての問題だ」とガスリーは言う。
「みんな同じ条件だし、結局は僕が沢山(違反を)してしまったから言い訳はできないけどね」
「レース中、何回トラックリミット違反があったのか分からないけど、僕らは常にその時起こっていることから2歩遅れていた。僕らとしては簡単な一日じゃなかった」
そして他のドライバーと同様に、カタールGPが身体的にハードなレースだったとガスリーは認めた。
「今年最もタフなレースだった。マシンの中はかなり暑かったし、体力的にも厳しかった。こうなることは分かっていた」
「僕は厳しいトレーニングを積んでいるし、パドックでは最高の体調を維持している。だから基本、僕はこういうコンディションに適応できる」
「全員にとってのチャレンジだったけど、今回の僕は十分な仕事ができなかったし、トラックリミット違反のことに関しては学ぶ必要がある」
一方、ガスリーのチームメイトであるエステバン・オコンは7位フィニッシュ。トラックリミット違反連発で自身もペナルティを受けたオーストリアGPでの失態を繰り返さないよう懸命に走ったという。
「レース1周目に(トラックリミット違反を)やってしまったんだ」とオコンは言う。
「僕は『こんなスタートだと大変なことになる!』って思ったんだ。コーナー中盤でスナップが起きてはらんでしまったんだけど、その後は本当にクリアのまま走れたと思う」
「オーストリアのようなことが起きないように、白線にも触れずコースの真ん中にとどまっていたよ」
「僕はオープニングラップもかなり良かった。ランド(ノリス/マクラーレン)を抜いたし、ピエールも抜いた。ピットストップ争いの際も、僕は自分のレースを貫いていた」
「だからオーバーテイクやその他諸々の面で、一瞬たりとも無駄にすることはなかった。レースで最大限の力を発揮できたと思う」
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