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ポルシェ911 GT3 RでDTMにフル参戦するSSRパフォーマンス、ファントールとオルセンを起用

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ポルシェ911 GT3 RでDTMにフル参戦するSSRパフォーマンス、ファントールとオルセンを起用

 2022年のDTMドイツ・ツーリングカー選手権へ参戦するSSRパフォーマンスは3月7日、ポルシェワークスドライバーのローレンス・ファントール、ならびにポルシェ契約ドライバーのデニス・オルセンが、同チームがエントリーする2台のポルシェ911 GT3 Rをドライブすると発表した。

 ファントールは92号車を、オルセンは94号車を駆り、チームにとっても、またそれぞれのドライバーにとっても初となるフルシーズン参戦を果たす。なお、SSRは2021年のニュルブルクリンク戦に、スポット参戦している。

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 ベルギー国籍で現在30歳のファントールは、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTLMクラスおよびGTDクラスでタイトルを獲得しているほか、ル・マン、スパ、ニュルブルクリンク、ドバイにおける24時間レースでもクラス優勝を果たした実績を持つ。また、アウディスポーツの契約ドライバーであるドリス・ファントールを弟に持つ。

 ノルウェー国籍で25歳のオルセンは2019年、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジにおいて、バサースト12時間レースとキャラミ9時間レースをポルシェで制した。なお、ノルウェー人ドライバーがDTMに参戦するのは初となる。

 最近では、ふたりはIMSAの2022年開幕戦デイトナ24時間レースにKCMGから参戦し、同じポルシェ911 GT3 Rのステアリングをシェアしている。

「我々のプロジェクトで彼らを起用できるようにポルシェがしてくれたことに、私は非常に満足している」とSSRパフォーマンスのマネージング・ディレクターであるステファン・シュルンドは述べている。

「我々は強力な部隊を手にしており、92号車、94号車の双方で成功できることを確信している」

 初挑戦するDTMについてファントールは、「競争は非常に激しいので、このシーズンは間違いなく簡単なものにはならないだろう」と語っている。

「僕にとっては、1台のクルマをひとりで走らせるのは久しぶりのことだ。このことには、モチベーションが上がっている」

 オルセンは「DTMをとても楽しみにしている。僕にとって、このような強力なドライバーたちのなかでレースをすることは、大きな挑戦だ」と述べている。

 DTMの2022年シーズンは4月29~5月1日、ポルトガルのポルティマオ(アルガルベ)で開幕を迎える。開幕前の4月には、ホッケンハイムとポルティマオで2回のテストが予定されている。

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