「Vision 80」に沿った総額1億ポンドの投資
ロータス・カーズは、英国・ヘセルの本社ファクトリーにおいて、新型スポーツカー「エミーラ」のプレ生産がスタートしたことを発表した。70周年を迎えた2018年に発表した今後10年間の計画「Vision 80」に沿って、ロータスはヘセルの製造施設に多額の投資を行っている。
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ロータスの製造施設への投資総額は1億ポンド(約155億円)を超えており、その中にはロータスの本拠地であるノーフォーク州ヘセルに新設されたふたつの生産ホールも含まれている。この施設には、製造効率を大幅に向上させる無人搬送車(AGV:Automatically Guided Vehicles)が導入された。
現在、このうちのひとつの生産ホールでは、7月6日にヘセルでワールドプレミアを予定している新型スポーツカー「エミーラ」の生産準備が進行中。もうひとつの生産ホールではフルEVハイパーカー「エヴァイヤ」の試作モデルの製作が完了し、2021年後半にはカスタマーにデリバリーされる1号車を生産する予定となっている。
ヘセルの「ロータス・アドバンスド・パフォーマンス・センター(Lotus Advanced Performance Centre)」には、ハイテクを駆使した自動塗装工場、ロータスのビジュアルアイデンティティをアピールする「デザインスタジオ(ショールーム)」、さらにレストランなども新設された。これは2020年に行われたヘセルのテストトラックのアップグレードと、EV開発に特化した設備を備えたエンジニアリング・ワークショップへの投資に続くものとなる。
ハンドメイドを維持しながら一部に自動化も導入
現在、ロータスはノーフォークのヘセルとノリッジに開発・製造拠点を運営しており、吉利汽車(ジーリー)の傘下に入った2017年10月以降に従業員数は倍増した。新型エミーラの発売に伴い、ロータスは200名以上のオペレーション職を新たに設け、現在採用活動を行っている。
また、英国内の他の拠点でも追加投資を実施中で、地元のウォーリック大学と提携した新施設が建設中だ。オペレーション担当エグゼクティブディレクターのデイビッド・ヒューイットは、今回の大規模投資について次のように説明している。
「AGVなど自動化された生産システムの導入は、エミーラの発売を控えたロータスにとって正しい道のりだと言えるでしょう。品質を向上させるためには再現性と効率性が重要です。我々の従業員は非常に高い熟練性を持っています。ロボットの導入は、我々が必要とする一貫性を提供してくれるでしょう」
「私たちのスポーツカーは『ハンドメイド・イン・ヘセル』が維持されます。ヘセルの従業員は、効率と品質を向上させる新しいプロセスと技術のサポートを受けるということです。これは世界的に必要とされるソリューションだと考えています」
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