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4枚のガルウィングに1000psのモーター 次世代EVコンバーチブル「ローニン」初公開

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4枚のガルウィングに1000psのモーター 次世代EVコンバーチブル「ローニン」初公開

スーパーカー並の性能を誇る次世代グランドツアラー

米国の新興EVメーカーであるフィスカーは、航続距離600マイル(約960km)以上、最高出力約1000psを発揮するという4ドア・コンバーチブル「ローニン」を発表した。2024年後半に生産開始の予定。

【画像】近未来のスーパーサルーンが目の前に【新型フィスカー・ローニンをライバルと写真で比較する】 全49枚

新型ローニンはグランドツアラー志向の5シーターで、「次なるものを渇望する人のためのEV」とされる。同社CEOのヘンリック・フィスカー氏は「究極の長距離グランドツーリングカー」と表現している。

「これは、未来のスーパーカーを再定義するものです」とフィスカー氏は言う。「究極のドライビング体験と新しいタイプのラグジュアリーを追求しました。わたし達は、まったく異なるものを創造すると信じています」

プロポーション的には、ポルシェ・タイカンやメルセデスAMG EQS 53のようなスポーツサルーンに近く、最近オーストリアで生産が開始されたSUVのオーシャンと視覚的にリンクしている。

現時点ではプロトタイプだが、3基のモーターによる四輪駆動レイアウトを採用し、目標出力は1000ps弱、0-100km/h加速は2.0秒とされる。アクティブ・エアロダイナミクスも装備されるというが、その詳細については未確認である。

約960kmの航続距離も市販EVとしては最長となるが、これはシャシーと一体化した先進的なバッテリーパックによるものだという。バッテリーのサイズは明らかにされなかった。

「このクルマは、ただ走りたいだけで、いつ止まるか考えたくない。だから、この距離を目指したのです」とフィスカー氏は語った。

その他にも、開閉機構付きのルーフは布製ではなく、カーボンファイバー製のハードトップを採用。4枚のバタフライドアや、「ハイテク」満載のインテリアが特徴である。

ローニンは2024年後半に生産を開始する予定で、価格は38万5000ドル(約5470万円)から。パフォーマンスの詳細など、追加情報が入り次第お伝えしていきたい。

フィスカーは、2027年までに100万台のEVを販売する計画で、2030年以降は年間100万台規模を目指している。

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