日産自動車が6月4日に予約注文を開始した新型クロスオーバーEV「アリア」が大ヒットしそうな予感だ。日産の6月15日の発表によると、6月4日(金)の受注開始から14日(月)までの10日間で、予約注文数は3,936台。これは同じ日産の電気自動車「リーフ」の5月の月間登録台数(221台)の約18倍にあたるレベルだ。
なぜそんな人気なのか。ひとつにはアリアが「電気自動車」であると同時に「クロスオーバー」であるという点が大きいだろう。これだけ電動車が多くなると、単なるEVというだけでは大きな話題にはならないが、人気のクロスオーバーのEVとなると、SUVの購入予備軍の目にも止まる。ライバル車も少ない。
ついに予約が始まった「日産 アリア」のベストグレードとは? コスパや納期も考慮すると…
ではどんな層が購入しているのか。メーカーの発表によると、1番は50代で33%、2番が60代以上で31%、3番が40代で24%となり、40代以上が9割近くを占めている。子育て層や子どもが手離れした層からの支持も厚そうだ。
ちなみに人気グレードは、最も注文数が多いのは、最上級モデル「B9 4WD」で約46%、2番人気がベーシックなB6 2WDで29%となっており、この両極端の2モデルが全体の74%を占め、人気を二分している。
ちなみにアリアの航続距離は最大580kmで、リーフ(62kWh仕様:最大458km)よリもバッテリー容量が大きい。このあたりも従来エンジン車からの代替を後押ししている要因となっている可能性がありそうだ。
もうひとつ台数増の要因として考えられるのは、「アリア」の予約受付はオンラインで行われていること。これだと定休日や営業時間の影響を受けづらい。もちろん予約注文は成約数ではないので、単純に受注数や登録台数とは比べられないが、その差を差し引いても10日で4,000台近い注文予約というのは大ヒットを予感させる規模だ。
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